臍形成術はこのような方におすすめ
- 肌を露出したい
- タトゥー(刺青)を入れたことを後悔している
- 入浴施設に行きたい
- 傷跡やホクロをなくしたい
施術のポイント
- 見た目にこだわった仕上がり
- 肌への負担が少ない
- ダウンタイムが短い
単純切除縫縮術とは
「単純切除縫縮法」は、タトゥー(刺青)がある部位の皮膚を切除し、皮膚を縫い合わせることで完全にタトゥー (刺青)を除去する手術です。
縫合するため傷跡は残りますが、タトゥー(刺青)の大きさによっては1回で終わるため、早く除去したい方に向いています。タトゥー(刺青)を除去する方法はいくつかあり、部位と大きさ、色によってレーザー除去や皮膚移植術などがあります。
単純切除縫縮法は皮膚に伸びのある部位の除去が可能で、大きさによっては2~3回に分けて行うことがあります。大きさによっては、レーザーでは消しきれなかったタトゥー(刺青)も対応可能です。
術後、肌の弾力が回復する6か月~1年の期間を開ければ、再度施術を受けることができます。縫合したあとは保護テープを貼り、2週間~1か月間は貼ったままで生活していただきます。
タトゥー(刺青)のない周りの皮膚を縫い寄せるため、傷跡はタトゥー(刺青)があった範囲より大きくなり薄く残ります。
施術時間 | 大きさにより異なる |
痛み | 麻酔をするため痛みは感じません。術後、ひきつれや違和感を感じることがあります。 |
ダウンタイム | 腫れ、内出血 |
シャワー | 当日より可能ですが、患部が濡れないようにしてください。 |
ヘルニアとは
「臍ヘルニア」は、おへそが飛び出ていたり大きく膨らんでいる、いわゆる出べそを治す手術です。
臍ヘルニアになる原因は、生まれつきの場合は2歳くらいまでに成長の過程で自然に治ることがありますが、まれにへその緒がついていた部分の臍輪が下がらず飛び出たままの状態になることがあります。
成人の臍ヘルニアは、肥満、腹部膨満、腹水、妊娠が原因で、へその奥にある筋膜が裂けて広がることで、お腹の中から腸や脂肪が出てしまいます。成人の臍ヘルニアの場合、腹腔内にあった腸管が脱出して戻らなくなり、腸閉塞や腸管が壊死するなどのリスクがあるため注意が必要です。
小児の臍ヘルニアと違い、大人の場合は自然に治ることはありません。臍ヘルニアの手術では、避けた腹膜を縫合やメッシュを敷いて塞ぎます。見た目を改善すると同時に、臍ヘルニアによって起こるリスクを予防できます。
副作用・リスク:感染、傷跡
施術時間 | 30~40分 |
痛み | 麻酔をするため痛みは感じません。 |
ダウンタイム | 内出血、術後6か月位までは傷跡に違和感を感じることがあります。 |
シャワー | 当日から可能です。 |
入浴 | 腹圧が強くかかる腹筋などは術後2週間後から可能です。 |
傷跡修正・ホクロ切除とは
「傷跡修正・ホクロ切除」は、傷やホクロのある部分を切開して除去し、縫合する手術です。気になる傷跡やホクロを除去した跡、ジグザグに縫合して傷跡を目立たなくさせます。
縫合する方法は「Z形成」と「W形成」の2種類あります。
Z形成
Z形成は、傷の両脇2箇所に切り込みを入れて作成した三角形の皮膚弁を入れ替えて、傷の方向を変換します。まっすぐに切開するよりも傷跡が目立ちにくくなり、ひきつれを起こしにくくする効果があります。
アルファベットの「Z」のような傷跡になり、延長効果があることからZ形成とよばれています。
W形成
W形成は、傷の両脇に小さくジグザグに切り込みを入れて傷跡を切り取って縫合します。傷跡は「W」が連なったようなジグザグになりますが、治っていくごとに目立たなくなっていきます。Z形成とW形成は傷跡が目立ちにくいというメリットがありますが、正常な皮膚も切開する点と、傷が長くなるというデメリットがあります。
このようなデメリットな部分も理解した上で、仕上がりや見た目に重点をおきたい人はメリットの部分が大きい施術です。
施術時間 | 傷やホクロの大きさによって異なる |
痛み | 麻酔をするため痛みは感じません。 |
ダウンタイム | 内出血、術後6か月位までは傷跡に違和感を感じることがあります。 |
シャワー | 当日から可能ですが、患部を濡らさないようにしてください。 |