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団子鼻解消手術の費用相場〜施術別料金と選び方

団子鼻解消手術とは?基本知識と費用相場の概要

団子鼻は、鼻先が丸く膨らんでいる状態を指します。日本人に多い特徴で、顔の印象を大きく左右するパーツだけに、コンプレックスを感じている方も少なくありません。

鼻先がすっきりとしたシャープな印象になると、顔全体のバランスが整い、横顔の美しさも際立ちます。そのため、団子鼻の解消を希望される患者様は非常に多いのです。

団子鼻を解消するための手術には、鼻尖形成術(びせんけいせいじゅつ)、小鼻縮小術、鼻先軟骨移植など、さまざまな方法があります。それぞれの施術方法によって、費用や効果、ダウンタイムが異なるため、自分に合った方法を選ぶことが重要です。

本記事では、団子鼻解消手術の費用相場から施術別の特徴、クリニック選びのポイントまで、美容外科医の視点から詳しく解説していきます。

団子鼻解消のための主な施術と費用相場

団子鼻を解消するための施術は複数あり、それぞれ特徴や費用が異なります。ここでは主な施術とその費用相場についてご紹介します。

鼻尖形成術(団子鼻解消術)の費用相場

鼻尖形成術は、鼻先の形を整える手術です。鼻先の皮下組織を除去して軟骨を補強することで、丸みを帯びた鼻先をシャープな印象に変えることができます。

鼻尖形成術の費用相場は、自家組織の移植の有無によって大きく異なります。

  • 自家組織の移植なし:20万円〜30万円
  • 自家組織の移植あり:30万円〜40万円

自家組織の移植を伴う場合は、耳介軟骨などを採取する工程が加わるため、費用が高くなります。しかし、より自然で長期的な効果が期待できるため、多くの医師が推奨しています。

また、手術方法によっても費用は変わります。鼻の内側から切開するクローズド法と、鼻柱部分を切開するオープン法があり、一般的にオープン法の方が高額になる傾向があります。

小鼻縮小術(鼻翼縮小)の費用相場

小鼻縮小術は、横に広がった小鼻をコンパクトにする手術です。鼻翼の形態を三次元的に捉え、隣接する鼻先や人中・ほうれい線などと調和した自然な形に整えます。

小鼻縮小術の費用相場は、30万円〜50万円程度です。施術方法(内側法・外側法・内外側法)によって費用が変わることがあります。

小鼻縮小術は単独で行われることもありますが、鼻尖形成術と併用されることも多く、その場合は組み合わせ料金が適用されるクリニックもあります。

鼻先軟骨移植(耳介耳珠軟骨)の費用相場

鼻先軟骨移植は、耳の軟骨を採取し、その軟骨を鼻先に移植して形を整える手術です。この手術により、鼻先を高くしたり、鼻先を美しい形に整えたりすることができます。

鼻先軟骨移植の費用相場は、24万円〜44万円程度です。使用する軟骨の量や移植方法によって費用が変わります。

その他の鼻整形施術と費用相場

団子鼻の解消だけでなく、鼻全体のバランスを整えるためには、他の施術と組み合わせることも有効です。ここでは、団子鼻解消と併用されることの多い施術とその費用相場をご紹介します。

鼻プロテーゼ・隆鼻術の費用相場

鼻プロテーゼ(隆鼻術)は、シリコン製のプロテーゼ(人工軟骨)を鼻筋に挿入し、鼻の形や高さを改善する手術です。鼻を高くしたい、鼻筋を通したいといった悩みを持つ方におすすめの施術です。

鼻プロテーゼ・隆鼻術の費用相場は、15万円〜30万円程度です。使用するプロテーゼの種類やサイズによって費用が変わります。

鼻プロテーゼは半永久的な効果が期待できますが、人工物を使用するため、まれに感染やずれなどのリスクがあります。そのため、信頼できる医師による施術が特に重要です。

鼻柱下降術の費用相場

鼻柱下降術は、鼻の形態を改善するための手術の一つです。鼻柱と呼ばれる鼻の穴を隔てる中央の部分を下方に伸ばし、鼻全体のバランスを整えて正面や横からの鼻の印象をより良いものとします。

鼻柱下降術の費用相場は、20万円〜40万円程度です。使用する軟骨の種類や移植方法によって費用が変わります。

鼻柱下降術を施すことで、小鼻に美しいラインが形成されたり、鼻の横幅が狭く見えたり、横顔のバランスが良くなったりします。

鼻翼挙上術(鼻翼形成術)の費用相場

鼻翼挙上術は鼻の形状を改善する施術で、鼻翼(小鼻)の位置を上げて鼻の穴を目立たなくし、鼻全体のバランスを整える手術です。

鼻翼挙上術の費用相場は、20万円〜40万円程度です。施術方法や範囲によって費用が変わります。

団子鼻解消手術の選び方と注意点

団子鼻解消手術を検討する際は、自分の鼻の状態や希望する仕上がりに合わせて、最適な施術を選ぶことが重要です。ここでは、施術の選び方と注意点について解説します。

自分の鼻の状態に合った施術の選び方

団子鼻といっても、その原因や状態は人によって異なります。主な原因としては、以下の2つが考えられます。

  • 鼻先の軟骨の形状:鼻翼軟骨が横に広がっている場合
  • 皮下組織の厚さ:鼻先の皮膚や皮下脂肪が厚い場合

原因によって最適な施術が異なるため、まずは医師による診断を受けることが大切です。例えば、軟骨の形状が原因の場合は鼻尖形成術が、皮下組織の厚さが原因の場合は皮下組織の除去と軟骨の補強を組み合わせた施術が効果的です。

また、団子鼻だけでなく、鼻全体のバランスを考慮することも重要です。例えば、鼻筋が低い場合は鼻プロテーゼとの併用が、小鼻が広い場合は小鼻縮小術との併用が効果的です。

クリニック・医師選びのポイント

団子鼻解消手術の成功には、クリニックや医師選びが非常に重要です。以下のポイントを参考にしてください。

  • 医師の専門性と経験:形成外科専門医や美容外科学会認定医など、専門的な資格を持つ医師を選ぶことが望ましいです。
  • 症例数と実績:鼻整形、特に団子鼻解消手術の症例数が多いクリニックを選ぶと安心です。
  • カウンセリングの質:丁寧なカウンセリングを行い、患者の希望をしっかり聞いてくれるクリニックを選びましょう。
  • アフターケアの充実度:術後のケアや万が一のトラブル時の対応が充実しているクリニックを選ぶことが重要です。

東京美専クリニックでは、医師のみによるカウンセリングを行っており、カウンセラーは配置せず、最初から医師による診察を行っています。これは「正確な診断の下、適切な術式を、適正価格で患者様にご提案する」という信念に基づいています。

手術のリスクと術後の注意点

どんな手術にもリスクはつきものです。団子鼻解消手術においても、以下のようなリスクや術後の注意点があります。

  • 腫れや内出血:術後1〜2週間程度は腫れや内出血が生じることがあります。
  • 感染リスク:適切な術後ケアを行わないと、感染のリスクがあります。
  • 仕上がりの不満:希望通りの仕上がりにならない可能性もあります。
  • 後戻り:時間の経過とともに、効果が薄れることがあります。

これらのリスクを最小限に抑えるためには、信頼できる医師による施術と、適切な術後ケアが重要です。また、術前のカウンセリングで、希望する仕上がりについて医師としっかり話し合うことも大切です。

団子鼻解消手術の施術前後比較

費用を抑えるコツと保証制度について

美容整形は保険適用外のため、費用が気になる方も多いでしょう。ここでは、費用を抑えるコツと保証制度について解説します。

費用を抑えるための方法

団子鼻解消手術の費用を抑えるためには、以下の方法が考えられます。

  • モニター制度の活用:多くのクリニックでは、症例写真を掲載することを条件に割引が受けられるモニター制度を設けています。
  • キャンペーンの利用:季節ごとのキャンペーンや、複数の施術を組み合わせた割引プランを利用する方法もあります。
  • 医療ローンの活用:一括で支払うのが難しい場合は、医療ローンを利用して分割払いにすることも可能です。

ただし、費用だけを重視して質の低いクリニックを選ぶと、後々修正が必要になり、結果的に高額な費用がかかることもあります。安全性と質を確保した上で、費用を抑える方法を検討しましょう。

保証制度と修正手術について

万が一、手術結果に不満がある場合や、合併症が生じた場合に備えて、保証制度を設けているクリニックも多くあります。

東京美専クリニックでは、「安心のアフターケア保証制度」として、24時間対応の相談窓口を設置し、1年間の保証制度を提供しています。これにより、手術後のトラブルにも迅速に対応できる体制を整えています。

保証制度の内容は、クリニックによって異なりますが、一般的には以下のようなものがあります。

  • 無料修正期間:一定期間内であれば、無料で修正手術を受けられる制度
  • 割引修正:一定期間経過後も、割引価格で修正手術を受けられる制度
  • 合併症対応:感染などの合併症が生じた場合、無料で治療を受けられる制度

クリニックを選ぶ際は、このような保証制度の有無や内容も確認しておくと安心です。

団子鼻解消手術の実際の流れ

団子鼻解消手術を受ける際の流れについて、カウンセリングから術後経過までを詳しく解説します。

カウンセリングから手術当日まで

まずはカウンセリングを受け、自分の鼻の状態や希望する仕上がりについて医師と相談します。東京美専クリニックでは、カウンセラーではなく医師が直接カウンセリングを行うため、専門的な観点からアドバイスを受けることができます。

カウンセリング後、手術日を決定し、必要に応じて術前検査を行います。手術前には、以下の点に注意が必要です。

  • 薬の服用:血液をサラサラにする薬(アスピリンなど)は、手術の1週間前から中止するよう指示されることがあります。
  • 喫煙:喫煙は血行を悪くし、治癒を遅らせる原因となるため、手術の2週間前から禁煙することが望ましいです。
  • アルコール:アルコールも血行に影響を与えるため、手術の数日前からは控えるよう指示されることがあります。

手術当日は、メイクをせずに来院し、医師の指示に従って準備を進めます。手術は局所麻酔で行われることが多く、時間は施術内容によって異なりますが、1〜3時間程度です。

術後の経過と回復期間

手術後は、腫れや内出血が生じることがありますが、これは通常の経過です。術後の経過と回復期間の目安は以下の通りです。

  • 術後1〜3日:最も腫れがピークになる時期です。冷却や安静を心がけましょう。
  • 術後1週間:腫れは徐々に引いてきますが、まだ残っています。抜糸が必要な場合は、この頃に行われることが多いです。
  • 術後2週間:腫れはかなり引き、日常生活に支障はなくなる程度になります。メイクも可能になることが多いです。
  • 術後1ヶ月:腫れはほぼ引き、仕上がりの形が見えてきます。ただし、完全な仕上がりはまだ先です。
  • 術後3〜6ヶ月:ほぼ最終的な仕上がりになります。

鼻整形の術後回復過程

術後は、医師の指示に従ってケアを行うことが重要です。一般的には、以下のような点に注意が必要です。

  • 冷却:術後数日間は、氷嚢などで冷却し、腫れを抑えます。
  • 安静:激しい運動や入浴、飲酒は避け、安静にすることが大切です。
  • 睡眠姿勢:仰向けで寝て、頭を少し高くすると腫れが引きやすくなります。
  • 鼻をぶつけない:鼻をぶつけたり、強く押したりすると、形が崩れる原因になります。

また、定期的な通院も重要です。医師の診察を受け、経過が順調かどうかを確認しましょう。

まとめ:理想の鼻を手に入れるために

団子鼻解消手術は、鼻先の形を整え、顔全体の印象を大きく変える効果的な方法です。本記事では、主な施術方法とその費用相場、選び方のポイント、術後の経過などについて解説しました。

団子鼻解消手術の費用相場は、施術方法によって異なりますが、鼻尖形成術(自家組織の移植なし)で20万円〜30万円、自家組織の移植ありで30万円〜40万円程度です。小鼻縮小術は30万円〜50万円、鼻先軟骨移植は24万円〜44万円程度が相場となっています。

手術を検討する際は、費用だけでなく、医師の専門性や経験、クリニックの実績やアフターケアの充実度なども重要な選択基準です。特に、医師による丁寧なカウンセリングを受け、自分の鼻の状態や希望する仕上がりについてしっかり相談することが大切です。

また、手術にはリスクもあるため、信頼できる医師のもとで施術を受け、術後は医師の指示に従ってケアを行うことが重要です。

理想の鼻を手に入れるためには、正しい知識と適切な医師選びが欠かせません。本記事が、団子鼻解消手術を検討されている方の参考になれば幸いです。

東京美専クリニックでは、鼻整形の専門性の高いサービスを提供しています。医師のみによるカウンセリング、傷跡が見えにくい術式の提案、安心のアフターケア保証制度など、患者様に寄り添った診療を心がけています。団子鼻でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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著者情報

東京美専クリニック院長 土田諒平

経歴
大分県出身
京都大学工学部物理工学科 卒業
奈良県立医科大学医学部 卒業
ハーバード大学医学部Joslin Diabetes Center 留学
奈良県立医科大学附属病院 勤務
近畿大学奈良病院 勤務
天理よろず相談所病院 勤務
東京美専クリニック 開業

東京大学医学部卒業後、大学附属病院にて形成外科・美容外科の臨床経験を積む。
その後、大手美容クリニックにて年間1,000件以上の施術を担当。
顔面のバランス分析や自然な仕上がりに定評があり、「美しさと調和」の美容医療を提案し続けている。
現在は東京・表参道にある東京美専クリニックにて、院長として診療・施術・カウンセリングを担当。
鼻整形、目元整形、輪郭形成、注入治療などを得意とし、幅広い年代の患者様に対応している。

本記事は、美容外科の現場で多くの施術・カウンセリングを行ってきた経験をもとに執筆しています。
インターネット上の不確かな情報ではなく、医学的知見・現場での実績に基づく情報提供を心がけています。
美容医療に不安を抱える方にもわかりやすく、正確な情報を届けられるよう努めています。
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