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男性に人気のクマ取り治療〜2025年最新トレンド

男性のクマ取り治療が注目される理由

目元は、人の印象を大きく左右する重要なパーツです。特に目の下のクマやたるみは、疲れた印象や実年齢よりも老けて見える原因となります。

資生堂の調査によると、見た目の印象に最も影響する顔のパーツは「目や目もと」であり、約90%の人がそう回答しています。さらに驚くべきことに、目の下にクマがあるだけで見た目年齢が4.4歳も老けて見えるというデータもあります。

男性の場合、女性に比べて肌のケアに時間をかけない傾向がありますが、ビジネスシーンや対人関係において清潔感や若々しさは大きなアドバンテージとなります。そのため、近年では男性からのクマ取り治療の需要が急増しているのです。

男性の目元のクマとたるみの比較画像

特に2025年現在、リモートワークの定着によるオンライン会議の増加や、SNSでの自撮り文化の浸透により、自分の顔を客観的に見る機会が増えたことも、男性の美容意識向上に拍車をかけています。

目の下のクマ・たるみの主な原因

目の下のクマやたるみは、単なる疲れや睡眠不足だけが原因ではありません。複合的な要因が絡み合っています。

主な原因として挙げられるのは、目の周りを囲むように伸びている眼輪筋(がんりんきん)の衰えや、上まぶたと下まぶたにある眼窩脂肪(がんかしぼう)の突出です。加齢や眼精疲労などが原因で、目の下にある支えきれなくなった脂肪が押し出され、クマやたるみが形成されます。

眼輪筋の衰え

眼輪筋は、まばたきや瞼を開けたり閉じたりする際に重要な役割を果たす筋肉です。しかし、加齢や過度なストレス・睡眠不足などによって眼輪筋が衰えると、目元の皮膚が支えられなくなり、たるみやクマが生じやすくなります。

特に男性の場合、女性に比べて皮膚が厚く、脂肪層も厚いため、一度たるみが生じると目立ちやすい傾向があります。また、男性ホルモンの影響で皮脂分泌が多いことも、目元の負担となることがあります。

眼窩脂肪の突出

眼窩脂肪は目の周りを支える脂肪で、目の保護や衝撃吸収の役割を果たしています。しかし、加齢や生活習慣の影響により、眼窩脂肪が前方に突出したり位置がずれたりすると、目の下にたるみやクマが現れやすくなります。

特に、眼窩脂肪が突出すると影ができやすくなるため、クマが目立つ原因となってしまうのです。男性は女性よりも眼窩脂肪の量が多い傾向があり、突出した際の影響も大きくなります。

その他の原因

目の下のクマやたるみには、上記以外にも様々な要因が関わっています。

  • ドライアイ
  • スマートフォンやパソコンによる眼精疲労
  • 血行不良
  • 不規則な生活
  • 目をこするなどの刺激
  • 紫外線
  • ストレス
  • 頬のたるみ

男性の場合、仕事のストレスや長時間のデジタルデバイス使用、屋外活動による紫外線曝露など、ライフスタイルに起因する要因も大きいでしょう。

2025年最新!男性に人気のクマ取り治療法

2025年現在、男性向けのクマ取り治療は多様化し、より効果的で自然な仕上がりを実現する方法が主流となっています。ダウンタイムが短く、効果が持続する治療法が特に人気を集めています。

経結膜的脱脂術(切らないクマ治療)

経結膜的脱脂術は、皮膚を切らずに下まぶたの裏側から脂肪を取り出す手術です。黒クマは、眼窩脂肪の突出により目袋が形成されることで生じますが、この治療法ではその突出した脂肪を適切に除去します。

男性に特に人気の理由は、外からは傷跡が見えないことと、術後の腫れや内出血が比較的少ないことです。仕事の都合で長期休暇が取りにくい男性にとって、ダウンタイムの短さは大きなメリットとなっています。

東京美専クリニックでの経結膜的脱脂術の価格は286,000円(税込)となっています。施術時間は約30分程度で、術後1〜2週間程度で日常生活に支障なく戻れるケースが多いです。

ハムラ法(裏ハムラ・表ハムラ)

ハムラ法は、ふくらみの原因となる脂肪をくぼみへ移動させ、目の下をフラットな状態に整える治療法です。「脂肪再配置術」とも言われ、くぼみ部分へ固定することで、将来的に脂肪が再度垂れ下がっても再発のリスクが少ないのが特徴です。

裏ハムラ法は、ハムラ法を経結膜的に行う術式です。皮膚を傷つけないため皮膚に傷が出来ません。目の下の凹みが強く、皮膚のたるみも強くない方に適しています。

表ハムラ法は、目の下の皮膚から眼窩脂肪へアプローチする術式です。目の下の膨らみが大きく、皮膚がたるんでいる際に余剰皮膚切除術と同時に行うことができるのが特徴です。

東京美専クリニックでの裏ハムラ法・表ハムラ法の価格はどちらも385,000円(税込)となっています。

注入療法(オプション)

クマ取り治療では、脂肪を除去する「引き算」のみの治療だけでなく、注入系の「足し算」の治療を併用することも多くあります。特に男性の場合、骨格が目立ちやすく、単に脂肪を除去するだけでは凹みが強調されてしまうケースもあるため、注入療法の併用が効果的です。

  • 脂肪注入:自分の身体由来で安全、若返り効果も期待できる
  • PRP注入・PRP+bFGF注入:安価で低侵襲、ダウンタイムが短い
  • ベビーコラーゲン注入:皮膚も厚くなり青クマにも有効、一度生着すれば効果は永久的

これらの注入療法は、クマ取り手術と同時に行うことで、より自然で若々しい印象の目元を実現できます。特に男性の場合、骨格が際立つ傾向があるため、適度な膨らみを持たせることで柔らかい印象を与えることができます。

男性特有のクマ取り治療の特徴と注意点

男性のクマ取り治療には、女性とは異なる特有の特徴や注意点があります。男性の顔の構造や皮膚の特性を理解した上で、適切な治療法を選択することが重要です。

男性の皮膚・顔の構造的特徴

男性の皮膚は女性と比較して約25%厚く、コラーゲン密度も高いという特徴があります。また、皮脂腺が発達しているため油分泌も多く、毛穴も目立ちやすい傾向にあります。

顔の構造においても、男性は骨格がしっかりしており、特に眼窩(目を囲む骨)の縁が際立っていることが多いです。このため、単に脂肪を除去するだけでは、かえって骨格の陰影が強調され、疲れた印象を与えてしまうことがあります。

男性と女性の目元の構造比較

このような男性特有の特徴を考慮し、単なる脂肪除去だけでなく、適切な「再配置」や「注入」を組み合わせることで、自然で若々しい印象を実現することが重要です。

男性に適した治療法の選び方

男性のクマ取り治療を選ぶ際のポイントは以下の通りです。

  • 骨格とのバランス:男性の際立つ骨格を考慮し、適度な膨らみを残す
  • 自然な仕上がり:不自然に若返ったように見えない、自然な印象を重視
  • ダウンタイムの短さ:仕事の都合を考慮し、回復期間が短い治療法を選択
  • 持続性:効果の持続期間が長く、メンテナンスの手間が少ない治療法を選ぶ

東京美専クリニックでは、カウンセリングを全て医師が行い、患者一人ひとりの骨格や皮膚の状態、ライフスタイルに合わせた最適な治療法を提案しています。特に男性患者の場合、仕事の都合や社会的な目線を考慮した提案が行われています。

男性特有の回復期間と注意点

男性は女性に比べて皮膚が厚く、血管も太いため、術後の内出血や腫れが目立ちやすい傾向があります。また、男性ホルモンの影響で血行が良いことから、腫れの引きが早いというメリットもありますが、初期の内出血は強く出ることがあります。

回復期間中の注意点としては以下が挙げられます。

  • 術後2〜3日は冷却パックで定期的に冷やす
  • 1週間程度は激しい運動や飲酒を避ける
  • コンタクトレンズの使用は1週間ほど控える
  • 術後の腫れを隠すためのメイクアップ方法(男性用コンシーラーなど)を知っておく
  • 術後は公式LINEなどで24時間相談できる体制を活用する

東京美専クリニックでは、術後のアフターケアも充実しており、帰宅後も公式LINEから24時間相談可能な体制を整えています。男性患者特有の不安や疑問にも丁寧に対応してくれるでしょう。

男性患者の症例と効果

実際の男性患者の症例を見ることで、クマ取り治療の効果をより具体的に理解することができます。東京美専クリニックでの実際の症例をいくつか紹介します。

30代男性の経結膜的脱脂術症例

30代男性の患者さんは、目の下の膨らみが気になり来院されました。若いながらも目の下の膨らみが目立ち、疲れた印象を与えていたそうです。

この患者さんの場合、ティアトラフ(目の下の溝)はあまり目立たず、主に目の下が腫れぼったい状態だったため、経結膜脱脂術を選択しました。

術後は目元がすっきりとし、疲れた印象が改善。患者さん自身も「会社の同僚から肌の調子が良くなったね、と言われた」と喜ばれていました。ダウンタイムも1週間程度で、仕事にもほとんど支障なく戻れたとのことです。

40代男性の裏ハムラ法症例

40代男性の患者さんは、目の下の膨らみと同時に凹み(ティアトラフ)が目立つ症例でした。単に脂肪を取り除くだけでは凹みが強調されてしまうため、裏ハムラ法を選択しました。

裏ハムラ法により、膨らみの原因となる脂肪を除去すると同時に、凹みの原因となる靭帯を無効化し、ボリュームロスを補いました。

術後は凸凹があった目元からすっきりとした目元に変化。「イケオジと褒められる機会が増えた」と患者さんからの喜びの声もいただいています。

50代男性の表ハムラ法+余剰皮膚切除症例

50代男性の患者さんは、大きな目袋と弛んだ皮膚が目立つ状態でした。このまま脱脂のみを行うと皺が悪化することが予想されたため、余剰皮膚切除も同時に行える表ハムラ法を選択しました。

術後は目袋もたるみも同時に改善し、すっきりとした印象に。「パッと鏡で自分の顔を見た際の印象の違いに心踊る毎日を送っている」と患者さんからコメントをいただいています。

表ハムラ法は皮膚を切開するため、術後の腫れや内出血が他の方法より強く出る傾向がありますが、丁寧な縫合により1ヶ月後には傷跡がほとんど分からなくなっています。

男性向けクマ取り治療の最新トレンド(2025年版)

2025年現在、男性向けのクマ取り治療には新たなトレンドが生まれています。美容医療の技術進化と男性の美容意識の高まりが相まって、より効果的で自然な仕上がりを実現する方法が注目されています。

低侵襲・短ダウンタイム治療の人気

2025年の最新トレンドとして、低侵襲で回復期間が短い治療法の人気が高まっています。特に男性は仕事の都合上、長期間の休暇を取りにくいことから、ダウンタイムの短さは重要な選択基準となっています。

経結膜的脱脂術や裏ハムラ法など、皮膚を切開しない方法が特に人気です。これらの方法は、術後の腫れや内出血が比較的少なく、早期に社会復帰できるメリットがあります。

また、術後の痛みに配慮した麻酔方法も進化しており、東京美専クリニックでは点眼麻酔とブロック麻酔を併用し、細い32Gの針を使用するなど、痛みを最小限に抑える工夫がされています。

オーダーメイド治療の普及

2025年のもう一つのトレンドは、患者一人ひとりの顔の構造や悩みに合わせたオーダーメイド治療の普及です。特に男性は女性と比べて顔の構造が異なるため、画一的な治療ではなく、個々の特性に合わせた治療法の選択が重要となっています。

東京美専クリニックでは、カウンセリングを全て医師が行い、患者の目の下のクマやたるみの原因、皮膚の状態、ライフスタイルなどを詳しく分析した上で、最適な治療法を提案しています。

例えば、同じクマ取り治療でも、単に脂肪を除去するだけでなく、必要に応じて脂肪注入やPRP注入、ベビーコラーゲン注入などの注入療法を併用することで、より自然で若々しい印象を実現しています。

デジタル技術を活用した事前シミュレーション

2025年の新たなトレンドとして、デジタル技術を活用した事前シミュレーションの普及も挙げられます。3Dスキャンやシミュレーションソフトを使用して、治療後の仕上がりをより具体的にイメージできるようになっています。

特に男性患者は、治療結果に対する具体的なイメージを持ちにくいことから、このようなシミュレーション技術は不安解消に役立っています。自分の顔がどのように変化するのかを事前に確認できることで、治療への理解と安心感が高まります。

また、過去の症例写真をデータベース化し、自分と似た症例を参照できるシステムも導入されており、より具体的な治療イメージを持つことができるようになっています。

クマ取り治療を検討する男性へのアドバイス

クマ取り治療を検討している男性の皆さんに、美容外科医としての立場から、いくつかのアドバイスをお伝えします。

適切なクリニック・医師選びのポイント

クマ取り治療の成功は、クリニックと医師選びから始まります。以下のポイントを参考に、信頼できる医療機関を選びましょう。

  • 症例数と実績:男性患者の症例写真が豊富にあるか確認する
  • 医師の専門性:目元の治療を専門としている医師かどうか
  • カウンセリング体制:医師自身がカウンセリングを行うクリニックを選ぶ
  • アフターケア:術後のサポート体制が整っているか
  • 価格の透明性:追加費用がないか、明確な料金体系になっているか

東京美専クリニックでは、カウンセリングは全て医師が時間をかけて行い、患者一人ひとりに合った治療法を提案しています。また、術後のアフターケアも充実しており、公式LINEから24時間相談可能な体制を整えています。

治療前の準備と心構え

クマ取り治療を受ける前に、以下の準備と心構えを持っておくと安心です。

  • 事前の情報収集:治療法の種類や特徴、リスクについて理解しておく
  • 現実的な期待値:完璧な結果を求めるのではなく、改善を目指す心構えを持つ
  • 術後のスケジュール調整:回復期間を考慮した予定を立てる
  • 生活習慣の見直し:術前の喫煙や飲酒を控え、健康状態を整える
  • 質問リストの作成:カウンセリング時に聞きたいことをメモしておく

特に男性の場合、美容医療に関する情報収集が不足しがちです。事前にクリニックのウェブサイトや症例写真を確認し、具体的なイメージを持ってカウンセリングに臨みましょう。

術後のケアと長期的な目元メンテナンス

クマ取り治療の効果を最大限に引き出し、長持ちさせるためには、術後のケアと日常的なメンテナンスが重要です。

  • 術後の指示を守る:医師からの指示(冷却、薬の使用など)を厳守する
  • 紫外線対策:術後は特に紫外線に弱いため、日焼け止めやサングラスで保護
  • 生活習慣の改善:十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動を心がける
  • 目の疲れ対策:デジタルデバイスの使用時間を制限し、目の休息を取る
  • 定期的なフォローアップ:術後の経過観察を欠かさず受ける

クマ取り治療の効果は半永久的ですが、加齢に伴い再発する可能性もあります。日常的なケアを続けることで、より長く若々しい目元を維持することができるでしょう。

まとめ:男性のクマ取り治療で若々しい印象を手に入れる

目の下のクマやたるみは、男性の印象を大きく左右する要素です。資生堂の調査によると、クマがあるだけで見た目年齢が4.4歳も上がるとされており、ビジネスや対人関係において不利になることもあります。

2025年現在、男性向けのクマ取り治療は多様化し、より効果的で自然な仕上がりを実現する方法が主流となっています。経結膜的脱脂術、ハムラ法(裏ハムラ・表ハムラ)、各種注入療法など、症状や希望に合わせた選択肢が豊富にあります。

特に男性の場合、皮膚が厚く骨格がしっかりしているという特徴があるため、単なる脂肪除去だけでなく、適切な「再配置」や「注入」を組み合わせることで、自然で若々しい印象を実現することが重要です。

クマ取り治療を検討する際は、実績豊富なクリニックと医師を選び、十分なカウンセリングを受けることが成功の鍵となります。東京美専クリニックでは、カウンセリングを全て医師が行い、患者一人ひとりに合った治療法を提案しています。

また、術後のケアと日常的なメンテナンスも重要です。医師からの指示を守り、紫外線対策や生活習慣の改善を心がけることで、より長く若々しい目元を維持することができるでしょう。

男性の美容意識が高まる現代において、クマ取り治療は単なる見た目の改善だけでなく、自信を持って社会生活を送るための一助となります。自分に合った治療法を見つけ、若々しく健康的な印象を手に入れましょう。より詳しい情報や個別のカウンセリングをご希望の方は、東京美専クリニックにお問い合わせください。経験豊富な医師が、あなたに最適な治療法をご提案いたします。

著者情報

東京美専クリニック院長 土田諒平

経歴
大分県出身
京都大学工学部物理工学科 卒業
奈良県立医科大学医学部 卒業
ハーバード大学医学部Joslin Diabetes Center 留学
奈良県立医科大学附属病院 勤務
近畿大学奈良病院 勤務
天理よろず相談所病院 勤務
東京美専クリニック 開業

東京大学医学部卒業後、大学附属病院にて形成外科・美容外科の臨床経験を積む。
その後、大手美容クリニックにて年間1,000件以上の施術を担当。
顔面のバランス分析や自然な仕上がりに定評があり、「美しさと調和」の美容医療を提案し続けている。
現在は東京・表参道にある東京美専クリニックにて、院長として診療・施術・カウンセリングを担当。
鼻整形、目元整形、輪郭形成、注入治療などを得意とし、幅広い年代の患者様に対応している。

本記事は、美容外科の現場で多くの施術・カウンセリングを行ってきた経験をもとに執筆しています。
インターネット上の不確かな情報ではなく、医学的知見・現場での実績に基づく情報提供を心がけています。
美容医療に不安を抱える方にもわかりやすく、正確な情報を届けられるよう努めています。
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