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クマ取り治療で脂肪を取りすぎて失敗!?症状や修正方法を紹介

疲れた印象を与えやすい目の下のクマを無くしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。脂肪が原因のクマの場合、脂肪除去を目的とした施術を行いますが、取りすぎることで目の下がくぼんでクマが悪化することもあるため注意が必要です。

今回は脂肪を取りすぎた際の症状や、その修正方法について紹介します。この記事を読むことで、自身のクマに合わせた治療法や脂肪を取りすぎた際の修正方法がわかります。理想の目元に近づけるためにぜひ紹介する内容を取り入れてみてください。

クマ取り治療で脂肪を取りすぎることで起きる症状と原因を解説

クマ取り治療で脂肪を取りすぎることで起きる症状と原因は以下の3つです。

・目の下のたるみやシワの出現
・クマの改善がない
・治療法が限られる

目元をスッキリとさせるために施術をしたのにも関わらず、あまりクマの変化を感じられない場合は脂肪の取りすぎの可能性を考慮しましょう。目の下は取れば取るほど改善するというわけではないので注意が必要です。

目の下のたるみやシワの出現

目の下の脂肪を取りすぎることで出てくる症状はたるみやシワです。過剰に脂肪を取り除くことで目の下のボリュームが減少し、皮膚が余ってしまい、たるみやシワにつながります。また、加齢や紫外線によって肌のハリを保つ成分であるコラーゲンは年々減少するため、皮膚が薄くなり、たるみやシワになりやすいです。皮膚が薄い状態で脂肪を除去すると、皮膚が余って凹みとなり、クマが悪化する可能性があるため注意しましょう。

クマの改善がない

脂肪を取ってもクマが改善しないケースは、クマの原因に合わせた施術方法が選択できていない可能性があります。クマの種類の中でも黒クマは眼窩脂肪が前に出ることで影ができてしまうため、脂肪を取り除くことで改善が見られますが、色素沈着が原因の茶クマや血行不良が原因の青クマでは改善が期待できません。クマの適応を考慮せずに脂肪除去施術を受けることで、目の下が凹んでクマの改善が見られるどころか悪化につながることもあるため、注意しましょう。

治療法が限られる

脂肪を除去しすぎてしまうことで、悪化したクマの治療や修正方法が限られることもあります。脂肪がない場合、脂肪を移動させる施術であるハムラ法の適応ではなくなり、修正方法の選択肢が限られてしまうため、注意しましょう。クマの原因には複数の要因があるため、自身のクマが脂肪によるクマなのか診察してもらい、適切な量を除去してもらうことがおすすめです。

脂肪を取りすぎた際の修正方法3選

脂肪を取りすぎた際の修正方法として挙げられるのが次の3つです。

・脂肪注入orフィラー注入
・修正ハムラ
・PRPをはじめとする再生医療

脂肪やフィラーをはじめとする注入類を行い、目の下の凹凸を無くして滑らかにする修正方法が多いです。目の下や皮膚の状態に合わせて適切な方法を医師と相談し、選択するようにしましょう。

脂肪注入orフィラー注入 | 凹みにアプローチ

脂肪注入やフィラー注入は、凹んだ部分にハリを持たせて症状の改善を図ります。脂肪注入は、自身の太ももをはじめとする脂肪が多くある部分から採取して、製剤化させてから注入するため、アレルギー反応の心配が少ない点がメリットです。また、フィラー注入はヒアルロン酸やベビーコラーゲンなどの美容製剤を使用した注入方法になります。脂肪採取を行う手間がなく、手軽に注入できますが、時間経過と共に身体に吸収されるため、再注入やメンテナンスが必要になる点に注意しましょう。脂肪注入、フィラー注入共に凹みやたるんだ目の下を内側から持ち上げてハリを持たせる効果に期待できるため、目の下の脂肪を取りすぎた際の修正方法としておすすめです。

修正ハムラ|凹んだ部分に脂肪を移動

過剰に脂肪除去がされた部分にハムラ施術を行い、目の下の脂肪を移動させて凹みを改善する方法もあります。脂肪除去後のハムラ施術は、難易度がかなり高いですが、クマ取りを専門としているクリニックでは対応可能な場合があります。目の下の脂肪を取りすぎたとしても自身の細胞を使って凹みにアプローチできるケースもあるため、修正方法の1つとして検討し、実績のある医師に診察してもらいましょう。

PRPをはじめとする再生医療 | 凸凹の改善に期待

PRPをはじめとする再生医療は肌内部の組織を増やすため、目の下の凹みに内側から働きかける効果に期待できます。PRPは自身の血液を採取し、製剤化するため、異物反応も起きにくく、安全性の高い施術方法です。異物注入ではなく、自身の細胞を活かした施術を求めている方におすすめです。脂肪を取りすぎた部分に組織再生を促し、内側から長期的にハリをもたらしたいという方はPRP注射を検討しましょう。

クマ取り治療で失敗しないためのポイント

クマ取り治療で失敗しないためのポイントは4つあります。

・自分のクマの状態を把握する
・クマに合った治療を受ける
・実績のある医師を選ぶ
・アフターフォローが充実したクリニックを選ぶ

目の下の膨らみは取れば取るほど良いものではなく、バランスが大切です。一人ひとりの骨格や皮膚状態に合わせて脂肪を除去する必要があるため、後悔しない施術やクリニック選びを行いましょう。

自分のクマの状態を把握する

今あるクマはどの種類に分類されているのか把握することが大切です。クマは原因や見え方によって3つの種類に分けられます。

黒クマ|目の下の脂肪による膨らみや凹みによる影が原因

目の下の脂肪が前に出たり、頬骨が強調されることによる凹みが原因で発生するのが黒クマです。目の下の脂肪は、筋肉や皮膚が加齢に伴い弱くなり、前に押し出されることで影ができてクマになります。また、皮膚のハリが無くなることでたるみ、凹むことで影ができるケースもあります。黒クマは凹凸、2つの要素から発生することが特徴的です。

青クマ|睡眠不足や血行不良が原因

青クマは筋肉が透けて見えることが原因です。睡眠不足や血行不良が起こることで、血液の循環が滞り、静脈血の青黒い色が皮膚から透けてみることで起こります。

茶クマ|紫外線や摩擦による色素沈着が原因

紫外線や摩擦による色素沈着が原因で茶クマができます。色素沈着の原因であるメラニン色素は紫外線やマッサージをしたり、目を擦ったりする摩擦で生成されてしまうため、日頃からのケアが大切です。

クマに合った治療を受ける

自身のクマの状態を把握した上で、原因に合った適切な治療を受けましょう。症状に合わない治療はクマを助長させたり、悪化のリスクもあるため、注意が必要です。一般的な種類別クマ治療は以下の通りです。

黒クマ|目の下の凹凸や余った皮膚にアプローチ

黒クマは目の下の凹凸を改善させたり、たるんだ皮膚を除去したりする治療法がおすすめです。脂肪が前に出ているのであれば脱脂術、脂肪による凹凸があるのであればハムラ法が推奨されます。また、皮膚が余ってたるむのであれば皮膚除去も併用すると良いでしょう。

青クマ|皮膚の厚さや循環にアプローチ

青クマは皮膚の厚さや血液循環にアプローチした方法が推奨されます。自身の細胞再生を促すPRP注射の導入に合わせて日常生活の見直しが大切です。また、リラックスして自律神経を整える時間を作ることも効果的とされています。

茶クマ|美白やUVケアにアプローチ

茶クマは美白やUVケアなど、色素沈着の原因であるメラニン色素除去にフォーカスを当てた施術やケアがおすすめです。レーザートーニングや美白・UVケアなど肌に溜まったメラニン色素を取り除くために、ターンオーバーを促進させたり、メラニン色素を作らせないケアや施術が推奨されます。生活環境やクマの状態に合わせた治療法を選択することで、目の下をスッキリとさせることができるでしょう。

以下の記事にリスクについて詳細を解説しておりますので、ご参考にしてみてください。

実績のある医師を選ぶ

初回のクマ取り施術は、実績のある医師に施術してもらうことがおすすめです。その理由は、クマ取り施術は初回が一番成功しやすく、経験豊富な医師にしてもらうことで修正の可能性を低くできるからです。一度施術をすることで組織同士が癒着し、手技が難しくなることで修正手術を断られるケースもあります。初回のクマ取り施術だからこそ慎重に、実績のある医師を選びましょう。実録のあるドクターの判断基準は以下の2点です。

・症例数が豊富にある
・複数のクマ取り施術ができる

クマ治療も皮膚や骨格、脂肪の状態によって適応が異なります。フィラー注入をはじめとする内科的な治療から経結膜的脱脂やハムラ法などの幅広い外科的施術を行っている医師を選びましょう。

アフターフォローが充実したクリニックを選ぶ

アフターフォローが充実したクリニックも、後悔しない仕上がりにするためには大切です。ダウンタイムの症状や期間は一人ひとり異なり、イレギュラー対応がしっかりしているクリニックだと安心感があります。症状や悩みに対して迅速に診察や治療ができる体制を整えられているクリニックだとより安心感があるため、施術を行う前にアフタフォローの内容を確認しておきましょう。

以下の記事にダウンタイムについて詳細を解説しておりますので、ご参考にしてみてください。

目の下のクマ取りで脂肪を取りすぎた時にすべき行動とは?

初回のクマ取り施術を終えて、脂肪を取りすぎてしまったと感じている方の次の行動を紹介します。

・施術を行ったクリニックに相談する
・クリニックを変更して相談する

状態にもよりますが修正ができる可能性があるため、一度医師に見てもらい必要に応じて修正施術を受けましょう。

施術を行ったクリニックに相談する

脂肪除去をしすぎてたるみや凹みが悪化した場合、施術を行ったクリニックへ相談しに行きましょう。アフターフォローとして無料で診察や処置を受けられることもあります。また、施術した医師が1番状態をわかっているため、スムーズに診察をしてもらえることも多いです。初めに施術を受けたクリニックへ相談し、その後の方針を決めるのも1つです。

クリニックを変更して相談する

セカンドオピニオンとして施術したクリニックとは別のクリニックを受けるのも1つの手段です。別の医師の目から見て状態はどうなのか、脂肪除去量は適切なのか診察を受けてから今後の方針を確認してみても良いでしょう。

当院はクマ取りの修正で脂肪注入も受け付けております

東京美専クリニックでは、クマ取り修正方法の1つとして脂肪注入も受け付けております。脂肪注入は自身の細胞を活用して注入するため、アレルギー反応や注入製剤が全て吸収されることへ抵抗がある方におすすめです。脂肪注入の流れは以下の通りです。

①大腿内側部の脂肪が豊富な箇所から吸引して必要量を採取します。
②採取した脂肪には繊維性の不純物や血液成分・麻酔液成分が含まれているので、遠心分離で分離して注入用へと加工していきます。
③状態に合わせて約0.5~3ccの脂肪を目の下や頬周りに注入します。

他院でクマ取り施術を受けて目の下のたるみやシワが気になる、セカンドオピニオンとして診察や施術してほしいという方におすすめです。脂肪注入だけではなく、その他目の状態に合わせて適切な治療法をご提案します。

当院ではクマ取りのお客様が増えています

東京美専クリニックでは、一人ひとりのクマの状態を見たり、理想を傾聴したりして、適切な治療方法をご提案しております。カウンセリングでは、経験豊富な医師が解剖学的な目線を用いて診察を行い、4つのクマ取り治療法からご提案を行います。

①経結膜的脱脂(+注入療法)
②裏ハムラ
③表ハムラ(+余剰皮膚切除)
④注入療法(フィラー注入・PRP注入)

クマは原因が異なり、正しい処置を行わなければ悪化することもあります。東京美専クリニックでは、クマの種類を判断し、適切な施術と確かな実績から目元のスッキリ感を演出することが可能です。

【まとめ】目の下のバランスを見ながらスッキリとした目元へ

目の下のクマの原因は脂肪だけではないため、脂肪を取れば取るほど良いというわけではなく、目元や骨格、皮膚状態に合わせた施術を受ける必要があります。一度クマ取り施術をしてクマの悪化が起きた場合は、目の下の脂肪の取りすぎや原因に適した施術ができていない可能性があります。修正方法としてはたるみや凹凸のある箇所に脂肪注入やフィラー注入を行い、肌にハリを持たせることがおすすめです。実績のある医師に相談し、目の下のバランスを見ながら適切な処置を受けてスッキリとした目元を実現させましょう。

記事監修医師

院長
土田 諒平

当クリニックでは、患者様一人ひとりに「正確な診断の下、適切な術式を、適正価格でご提案する」ことを信念としております。そのため、カウンセラーを置かず、最初から医師が診察・診断を行い、最適な治療プランをご提案いたします。

経歴
京都大学工学部物理工学科卒業
奈良県立医科大学医学部卒業
ハーバード大学医学部Joslin Diabetes Center留学
奈良県立医科大学附属病院 勤務
近畿大学奈良病院 勤務
天理よろず相談所病院 勤務
東京美専クリニック 開業