鼻整形の効果はどれくらい持続する?術式別の期間を徹底解説(2025年最新版)

鼻整形の効果は術式によって大きく異なる
鼻整形を検討する方の多くが気になるのが「効果はどれくらい持続するのか?」という点です。せっかく理想の鼻を手に入れても、すぐに効果が薄れてしまっては意味がありません。持続期間は、施術方法や使用する材料によって大きく異なります。
大きく分けて、鼻整形には「切らない鼻整形(注入系)」と「切る鼻整形(外科的手術)」の2つがあります。それぞれの特徴と効果の持続期間を詳しく見ていきましょう。
切らない鼻整形の効果と持続期間
鼻ヒアルロン酸注入
持続期間:6ヶ月〜2年程度
鼻にヒアルロン酸を注入して高さや形を調整する手軽な方法です。使用されるヒアルロン酸の種類によって持続期間は異なり、以下が代表的な例です:
- クレヴィエル:6〜12ヶ月
- スタイレージ:9〜15ヶ月
- ボラックス:18ヶ月〜
ダウンタイムがほとんどなく、施術直後から効果が実感できるのが魅力。ただし、ヒアルロン酸は体内で自然に吸収されるため、定期的な再注入が必要です。
おすすめの方:まず鼻整形を試してみたい方、ダウンタイムを避けたい方。
切る鼻整形の効果と持続期間(半永久的)
外科的な鼻整形は、骨や軟骨の構造自体を変えるため、基本的に効果は「半永久的」です。術式ごとの特徴と効果の安定性を以下に解説します。
鼻プロテーゼ・隆鼻術
持続期間:半永久的
シリコン製のプロテーゼを鼻筋に挿入し、高さと立体感を与える施術。体内で分解されない素材を使用するため、効果は長期間維持されます。
ただし、まれに被膜形成によるズレや感染などが起こることがあり、その場合は再手術が必要です。
おすすめの方:しっかりとした高さを出したい方、1回の施術で長期効果を求める方。
鼻尖形成術(団子鼻解消術)
持続期間:半永久的
鼻先の余分な脂肪や軟骨を処理し、シャープに整える施術。鼻の構造そのものにアプローチするため、形の安定性は非常に高く、一度整えた鼻先は長期間にわたって維持されます。
クローズド法やオープン法により切開する方法が一般的で、ダウンタイムは1〜2週間程度です。
おすすめの方:丸い鼻先をシャープにしたい方、団子鼻に悩む方。
鼻先軟骨移植(耳介耳珠軟骨)
持続期間:半永久的
自分の耳の軟骨を鼻先に移植して形を整える術式。異物を使用しないため拒絶反応が起こりにくく、長期的に安定した形を保てます。
おすすめの方:自然な仕上がりを重視する方、プロテーゼに抵抗がある方。
鼻中隔延長術
持続期間:半永久的
鼻の内側にある鼻中隔軟骨を延長して、鼻先の向きや高さを整える術式。構造そのものを調整するため、経年変化に強く、効果は長期的に維持されます。
おすすめの方:鼻先の下垂が気になる方、アップノーズを改善したい方。
小鼻縮小術(鼻翼縮小)
持続期間:半永久的
小鼻の横幅や厚みを外側から切開して整える術式。加齢による小鼻の広がりを抑える効果もあり、手術後の戻りはほとんどありません。
おすすめの方:横に広がる小鼻が気になる方。
鼻柱下降術
持続期間:半永久的
鼻柱(鼻の中央の仕切り)を下方向に延長することで、鼻の穴の見え方や横顔の印象を整える施術。効果は長期的に安定しています。
おすすめの方:正面から鼻の穴が目立つ方、横顔にメリハリを出したい方。
鷲鼻削り・ハンプ切除
持続期間:半永久的
鼻筋の骨が盛り上がっている「鷲鼻」を滑らかに整える施術。骨を削ることで形状を変えるため、後戻りは基本的にありません。
おすすめの方:横顔の鼻筋の突出が気になる方。
骨切り幅寄せ・斜鼻修正
持続期間:半永久的
鼻骨を中央に寄せたり、歪みを整える手術。鼻の骨格そのものにアプローチするため、仕上がりは安定しています。
おすすめの方:鼻筋の幅広さや曲がりが気になる方。
鼻翼挙上術(鼻翼形成術)
持続期間:半永久的
下がった鼻翼を引き上げ、鼻の穴の見え方を調整する施術。皮膚や軟部組織を適切に処理することで、効果は長く持続します。
おすすめの方:笑うと鼻が広がって見える方、鼻翼が下がっている方。
鼻孔縁形成術(鼻孔縁下降術)
持続期間:半永久的
鼻の穴の縁を下げて、見え方を調整する施術。効果の持続性は高く、表情による変化にも対応できます。
おすすめの方:鼻の穴が目立つのが気になる方。
猫手術(鼻唇角形成術)
持続期間:半永久的
鼻の根元と上唇の角度(鼻唇角)を整えることで、口元と鼻の一体感を高める施術。顔全体の印象を引き締める効果があります。
おすすめの方:鼻の付け根が高く見える、口元とのバランスが気になる方。
他院修正・異物除去
持続期間:ケースによる(修正後は半永久的)
過去の施術の不具合やトラブル対応。異物を除去したうえで再形成する場合は、新たな術式の持続期間に準じます。
おすすめの方:過去の整形に不満がある方、仕上がりを修正したい方。
術後のケアと効果維持のポイント
- 冷却と安静:術後48時間はしっかりと冷却し、腫れを防ぐ
- うつ伏せ寝の禁止:圧迫を避け、プロテーゼのズレを防止
- 喫煙・飲酒の制限:血行を悪化させる習慣は回復を遅らせる
- 紫外線対策:傷跡の色素沈着を防ぐ
- 定期検診:長期的な仕上がり維持には、医師によるチェックが重要
まとめ:理想の鼻と効果の持続性はセットで考える
鼻整形は術式ごとに持続期間が異なります。ヒアルロン酸注入など一時的な方法から、プロテーゼや軟骨移植などの半永久的な方法まで、自分の理想・ライフスタイル・ダウンタイム許容度に合わせて選ぶことが大切です。
東京美専クリニックでは、全てのカウンセリングを医師が担当し、術式ごとの特徴や持続性を丁寧にご説明しています。長く美しい鼻を保つためには、信頼できる医師による適切な施術選びと、術後のケアが欠かせません。
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