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美容医療ブログ

鼻整形の長期経過〜5年後、10年後の変化と対策

はじめに:鼻整形の“その後”を知ることの重要性

鼻整形は顔の印象を大きく変える美容医療の中でも人気の高い施術です。しかし、手術直後の仕上がりだけに注目してしまいがちで、数年後にどのような変化が起こるのかという「長期的な経過」についてはあまり知られていません。

本記事では、鼻整形から5年後、10年後にどのような変化が起こりうるのか、術式ごとの違い、加齢の影響、修正が必要な場合の対処法、そして長期的に理想的な結果を維持するためのケアまで、包括的に解説します。


術式別:長期的な変化の特徴

鼻プロテーゼ・隆鼻術

隆鼻術では、シリコンなどのプロテーゼを鼻筋に挿入することで高さを出します。術後は満足のいく仕上がりでも、年数の経過により以下のような変化が生じる可能性があります:

5年後:軽度な位置ずれ、皮膚への圧迫感、違和感などが現れることがあります。

10年後:皮膚の菲薄化によりプロテーゼが浮き出て見える、露出・感染のリスクが高まるケースも。

対応策としては、プロテーゼの交換、自家軟骨(耳介軟骨・鼻中隔軟骨)による再建術が検討されます。

鼻尖形成術(団子鼻解消術)

鼻先の形を整えるこの施術では、軟骨の補強や皮下組織の除去が行われます。

5年後:形状は安定していることが多いが、皮膚が厚い人では丸みが戻ってくる可能性も。

10年後:軟骨の変形や皮膚のたるみにより鼻先の印象が変わることがあります。

自家組織移植を用いた術式であれば、より長期的な安定性が期待できます。

小鼻縮小術(鼻翼縮小)

鼻の横幅を狭くするこの施術は、切除によって効果が出るため長期的な変化は比較的少なめです。

5年後〜10年後:体質や術後のケアにより、傷跡が目立ったり、わずかな左右差が気になることがあります。

色素沈着や瘢痕への対応として、レーザーや注射による治療が有効です。


5年後に現れやすい症状とその対策

プロテーゼの違和感・ズレ

少しの表情や生活習慣の影響で位置がズレることがあります。定期検診や画像診断を受け、早期に対処することが重要です。

鼻尖形成の後戻り

特に糸による施術では溶解素材が数年で吸収されるため、効果が徐々に薄れることがあります。軟骨移植に切り替えることで、より永続的な効果が期待できます。

傷跡の色素沈着・肥厚

日焼け防止や保湿を心がけ、気になる場合はステロイド注射やレーザー治療で改善が可能です。


10年後に起こりうる変化と注意点

プロテーゼの露出・感染

皮膚の薄い方や強い圧力がかかった場合、プロテーゼが浮き出たり、感染を起こすことがあります。除去または交換、自家組織による修正が有効です。

軟骨の吸収・変形

移植した軟骨が一部吸収されることで形状が変わることがあります。気になる場合は追加の修正手術が必要となるケースも。

加齢による変化

鼻の形状も年齢とともに変化します。鼻先が下がる、鼻翼が広がるなどの変化は、ヒアルロン酸や糸リフトで対応できることがあります。


長期安定性のために大切なポイント

自分に合った術式の選定

医師との丁寧なカウンセリングを通じて、皮膚の厚みや骨格、加齢リスクを踏まえた上で適切な術式を選びましょう。

信頼できる医師・クリニックの選択

鼻整形の実績が豊富で、修正にも対応できる医師を選ぶことが、長期満足度を高める近道です。アフターケアが充実しているかも必ず確認を。

適切なアフターケアと生活習慣

日常的に鼻への衝撃を避け、UVケアを徹底し、保湿を欠かさないことが長持ちの秘訣です。また、定期的な診察で微細な変化を見逃さないことも大切です。


まとめ:理想の鼻を“維持”するという視点

鼻整形は理想の形を手に入れるための一歩ですが、その美しさを“長く維持する”ことが成功の本質です。

初回手術の計画から長期のメンテナンスまでを見据えて医師と相談することで、5年後、10年後も満足のいく結果を得られる可能性が高まります。

東京美専クリニックでは、鼻整形の長期経過を見据えたカウンセリングと、術後10年先まで見据えたメンテナンス体制をご用意しております。まずはお気軽にご相談ください。

→ 詳しくはこちら:https://tokyo-misen-clinic.com/menu/nose/