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鼻整形と脂肪吸引は同時施術可能?小顔と鼻のバランスを整える複合治療の全知識

鼻整形と脂肪吸引の同時施術について

美容医療において、顔全体のバランスを整えたいというご相談は非常に多くいただきます。

「鼻を高くしたいけれど、同時に顔の脂肪も気になる」「小顔にしながら鼻も整えたい」といったご希望をお持ちの方は少なくありません。

結論から申し上げますと、鼻整形と顔の脂肪吸引を同時に行うことは技術的には可能です。

しかし、患者様の安全と理想的な仕上がりを最優先に考えると、施術を分けて行うことを強くおすすめしています。

本記事では、複合施術のメリット・デメリット、ダウンタイム、費用、そして理想的な顔のバランスを実現するための治療計画について、実際の症例を交えながら詳しく解説していきます。

なぜ同時施術ではなく分けて行うべきなのか

身体への負担と安全性の観点

鼻整形と顔の脂肪吸引は、いずれも顔の中心部に影響を与える施術です。

両方を同時に行うと、麻酔時間が長くなり、術後の腫れや内出血が広範囲に及ぶ可能性があります。

麻酔による身体への負担は、施術時間に比例して増加します。鼻整形だけでも60分から120分程度、顔の脂肪吸引も同様の時間を要するため、同時施術では麻酔時間が3時間を超えることも珍しくありません。

長時間の麻酔は、術後の回復を遅らせるだけでなく、合併症のリスクも高めてしまいます。

仕上がりのバランスを見極めるために

鼻の高さや形が変わると、顔全体の印象が大きく変化します。

鼻整形後に顔のバランスを見極めてから脂肪吸引を行うことで、より自然で調和の取れた仕上がりを実現できます。

例えば、鼻を高くすることで相対的に顔が小さく見えることがあります。この場合、脂肪吸引の必要性が減少したり、吸引量を調整したりする必要が出てきます。

逆に、先に脂肪吸引を行ってしまうと、鼻整形後に顔のバランスが崩れて見える可能性もあるのです。

最適な施術間隔は6ヶ月以上

鼻整形後、腫れが完全に引いて最終的な形が安定するまでには、約3ヶ月から6ヶ月かかります。

この期間を経てから脂肪吸引を検討することで、鼻の形が確定した状態で顔全体のバランスを判断できます。

組織の定着や鼻の角度の微調整が自然に落ち着くのを待つことで、より精密な治療計画を立てることができるのです。

実際の臨床経験からも、半年以上の間隔を空けることで、患者様の満足度が高まる傾向にあります。

鼻整形の種類と特徴

隆鼻術(プロテーゼ挿入)

鼻筋を高くする代表的な施術です。

医療用シリコンプロテーゼを鼻背に挿入することで、自然な高さを出すことができます。

プロテーゼは患者様の骨格に合わせてオーダーメイドで作成するため、自然な仕上がりが期待できます。ダウンタイムは約1週間から2週間で、抜糸後はメイクも可能です。

鼻尖形成術(鼻先を整える)

丸い鼻先をシャープに整える施術です。

軟骨を調整したり、耳介軟骨を移植したりすることで、理想的な鼻先の形を作ります。

当院では、クローズド法(鼻の穴の中から施術)を採用しているため、傷跡が外から見えることはありません。コルメラストラット法を用いることで、しっかりとした高さと細さを実現しています。

小鼻縮小術

小鼻の広がりを改善する施術です。

小鼻の付け根部分を切除し、縫合することで、鼻の横幅を小さくします。

鼻の穴が目立つ場合や、笑ったときに小鼻が広がりすぎる場合に効果的です。傷跡は小鼻の溝に沿って作るため、ほとんど目立ちません。

鼻中隔延長術

鼻先を下向きに延長し、鼻の長さを調整する施術です。

耳介軟骨や肋軟骨を使用して、鼻中隔を延長します。

垂れ鼻や短い鼻を改善したい方に適しています。施術後は鼻の角度が変わるため、顔全体の印象が大きく変化します。

顔の脂肪吸引の種類と効果

頬の脂肪吸引

頬の丸みを減らし、フェイスラインをシャープにする施術です。

頬骨の下から顎のラインにかけて、余分な脂肪を吸引します。

丸顔の方や、加齢によって頬が下垂してきた方に効果的です。吸引する部位と吸引しない部位のグラデーションを慎重に設計することで、自然で美しい輪郭を形成できます。

顎下の脂肪吸引

二重顎を改善し、首のラインを美しく整える施術です。

顎下から首にかけての脂肪を吸引することで、横顔のラインがすっきりします。

施術後は筋肉痛のような痛みがありますが、フェイスバンドで固定することで腫れを最小限に抑えられます。多くの患者様が「痩せた?」と周囲から言われるほどの変化を実感されています。

メーラーファット除去

頬の高い位置にある脂肪の塊を取り除く施術です。

頬の膨らみが気になる方や、笑ったときに頬が盛り上がりすぎる方に適しています。

口の中から施術を行うため、顔に傷跡が残ることはありません。脂肪吸引と組み合わせることで、より立体的で洗練された顔立ちを実現できます。

バッカルファット除去

頬の内側深部にある脂肪を取り除く施術です。

加齢とともに下垂しやすい脂肪を予防的に除去することで、将来的なたるみを防ぐ効果もあります。

施術は口腔内から行うため、外側に傷跡は残りません。頬の脂肪吸引と併用することで、より効果的な小顔効果が期待できます。

複合治療の実際の症例

症例1:鼻整形後に顔の脂肪吸引を行ったケース

20代女性の患者様で、まず鼻中隔延長と鼻尖形成を行いました。

術後6ヶ月が経過し、鼻の形が完全に安定したことを確認してから、頬と顎下の脂肪吸引を実施しました。

鼻整形によって顔の中心部に高さが出たことで、相対的に顔の横幅が気にならなくなっていましたが、患者様のご希望により脂肪吸引を行いました。結果として、鼻筋が通った洗練された印象と、シャープなフェイスラインが調和した、理想的な仕上がりとなりました。

症例2:脂肪吸引後に鼻整形を行ったケース

30代女性の患者様で、先に頬と顎下の脂肪吸引を行いました。

フェイスラインがすっきりした後、鼻の存在感が相対的に強く感じられるようになったため、半年後に小鼻縮小術と鼻尖形成を実施しました。

脂肪吸引によって顔の輪郭が整ったことで、鼻整形の効果がより際立ち、全体として非常にバランスの取れた仕上がりになりました。このケースでは、施術の順番が結果的に理想的だったと言えます。

症例3:糸リフトとの複合治療

40代女性の患者様で、顔の脂肪吸引と糸リフトを組み合わせた治療を行いました。

脂肪吸引だけでは改善しきれないたるみに対して、糸リフトを併用することで、より効果的なリフトアップを実現しました。

その後、1年が経過してから鼻整形を行い、最終的に顔全体の調和が取れた美しい仕上がりとなりました。複数の施術を段階的に組み合わせることで、自然で持続性の高い若返り効果を得ることができます。

ダウンタイムと回復期間

鼻整形のダウンタイム

鼻整形のダウンタイムは、施術内容によって異なります。

隆鼻術や鼻尖形成の場合、大きな腫れは2週間から3週間で徐々に治まります。

術後3日間はテープ固定が必要で、1週間後に抜糸を行います。完全にむくみが取れるまでには3ヶ月から6ヶ月かかることもありますが、日常生活には1週間から2週間で戻れます。

内出血は1週間から2週間程度で落ち着き、メイクでカバーできる程度になります。

顔の脂肪吸引のダウンタイム

顔の脂肪吸引のダウンタイムは、吸引範囲によって変わります。

強い腫れは1週間程度続きますが、筋肉痛のような痛みは数日で軽減します。

内出血は1週間から2週間程度で落ち着きます。むくみのピークは術後2週間で、完全に引くまでには3ヶ月程度かかります。拘縮や凸凹感は2ヶ月から3ヶ月程度で改善します。

フェイスバンドによる固定は、就寝時のみで問題ありません。翌日からシャワーは可能で、傷口を避ければ洗顔やメイクもできます。

同時施術した場合のダウンタイム

もし鼻整形と脂肪吸引を同時に行った場合、ダウンタイムは単純に合算されるわけではありません。

顔全体の腫れや内出血が広範囲に及ぶため、回復に時間がかかります。

また、複数の部位を同時に固定する必要があるため、日常生活への支障も大きくなります。麻酔による体への負担も考慮すると、回復期間は予想以上に長くなる可能性があります。

費用と治療計画

鼻整形の費用相場

鼻整形の費用は、施術内容によって大きく異なります。

隆鼻術(プロテーゼ挿入)は30万円から50万円程度、鼻尖形成は30万円から40万円程度が一般的な相場です。

鼻中隔延長術は使用する軟骨の種類によって費用が変わり、耳介軟骨使用の場合は60万円から70万円程度、肋軟骨使用の場合は80万円から90万円程度となります。小鼻縮小術は20万円から30万円程度です。

複数の施術を組み合わせる場合は、セット料金が適用されることもあります。

顔の脂肪吸引の費用相場

顔の脂肪吸引の費用は、吸引範囲によって変動します。

頬の脂肪吸引は30万円から40万円程度、顎下の脂肪吸引は25万円から35万円程度が相場です。

メーラーファット除去は20万円から25万円程度、バッカルファット除去も同様の価格帯です。複数部位を同時に行う場合は、割引が適用されることがあります。

静脈麻酔の費用は別途10万円から15万円程度かかります。

分割施術の場合の総費用

鼻整形と脂肪吸引を分けて行う場合、それぞれの施術費用に加えて、麻酔費用や検査費用が2回分必要になります。

しかし、安全性と仕上がりの質を考えると、この投資は決して無駄ではありません。

当院では、長期的な治療計画を立てる患者様に対して、医療ローンのご案内や分割払いのサポートも行っています。無理のない支払い計画を一緒に考えていきますので、費用面でのご不安もお気軽にご相談ください。

理想的な顔のバランスとは

黄金比率に基づく美の基準

美しい顔には、一定の比率が存在します。

顔の縦の長さを3等分したとき、額・鼻・口元から顎までの長さが均等であることが理想とされています。

また、横幅については、目の幅と目と目の間の距離が1対1対1の比率になることが美しいとされています。鼻の幅は、目の内側の幅と同じくらいが理想的です。

これらの比率を参考にしながら、患者様の骨格や顔立ちに合わせた治療計画を立てることが重要です。

Eラインの重要性

横顔の美しさを判断する基準として、Eライン(エステティックライン)があります。

鼻先と顎先を結んだ線に対して、唇が触れるか触れないかの位置にあることが理想とされています。

鼻整形によって鼻先の位置が変わると、Eラインも変化します。そのため、鼻整形後に顎のヒアルロン酸注入を検討する患者様も多くいらっしゃいます。

顔全体のバランスを考えた複合的なアプローチが、美しい横顔を作る鍵となります。

個人の特徴を活かした治療

美の基準は一つではありません。

黄金比率に完全に当てはめることよりも、患者様の個性や魅力を活かしながら、バランスを整えることが大切です。

当院では、カウンセリングの段階で患者様の顔立ちを詳細に分析し、どの部分をどのように改善すれば最も効果的かを一緒に考えていきます。画一的な美しさではなく、その方らしい自然な美しさを追求することが、私たちの診療方針です。

まとめ

鼻整形と顔の脂肪吸引は、技術的には同時施術が可能です。

しかし、患者様の安全と理想的な仕上がりを実現するためには、施術を分けて行うことを強くおすすめします。

鼻整形後、最低でも6ヶ月の期間を空けてから脂肪吸引を行うことで、鼻の形が安定した状態で顔全体のバランスを判断できます。

複合治療を検討される際は、経験豊富な専門医にしっかりと相談し、長期的な治療計画を立てることが重要です。

当院では、最初から医師によるカウンセリングを行い、患者様一人ひとりに最適な治療方法をご提案しています。

24時間無料相談窓口も設けておりますので、術後の不安や疑問にもすぐに対応できる体制を整えています。

美容医療は、単に見た目を変えるだけでなく、患者様の心身の健康と幸福を向上させるものであるべきです。

安全で質の高い医療を提供し、皆様の理想の美しさを実現するお手伝いをさせていただきます。

鼻整形や脂肪吸引をご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。詳細なカウンセリングを通じて、あなたに最適な治療計画をご提案いたします。

詳しくは東京美専クリニックの公式サイトをご覧ください。

監修者情報

東京美専クリニック院長 土田諒平

経歴
大分県出身
京都大学工学部物理工学科 卒業
奈良県立医科大学医学部 卒業
ハーバード大学医学部Joslin Diabetes Center 留学
奈良県立医科大学附属病院 勤務
近畿大学奈良病院 勤務
天理よろず相談所病院 勤務
東京美専クリニック 開業

東京大学医学部卒業後、大学附属病院にて形成外科・美容外科の臨床経験を積む。
その後、大手美容クリニックにて年間1,000件以上の施術を担当。
顔面のバランス分析や自然な仕上がりに定評があり、「美しさと調和」の美容医療を提案し続けている。
現在は東京・表参道にある東京美専クリニックにて、院長として診療・施術・カウンセリングを担当。
鼻整形、目元整形、輪郭形成、注入治療などを得意とし、幅広い年代の患者様に対応している。

本記事は、美容外科の現場で多くの施術・カウンセリングを行ってきた経験をもとに執筆しています。
インターネット上の不確かな情報ではなく、医学的知見・現場での実績に基づく情報提供を心がけています。
美容医療に不安を抱える方にもわかりやすく、正確な情報を届けられるよう努めています。
「美容整形は“変える”のではなく、“調和させる”もの」
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