団子鼻を解消したい!自力での改善法から、おすすめの美容整形まで詳しく紹介
「団子鼻を治したい」と思ったことはありませんか?鏡を見るたびに、鼻先の丸みや小鼻の広がりが気になってしまう…。そんな悩みを抱えている人は少なくありません。
鼻は顔の印象を大きく左右するパーツです。すっとしたシャープな鼻に憧れを抱く一方で、「生まれつきだから仕方がない」と諦めている方も多いのではないでしょうか?しかし、団子鼻は美容整形によって根本的な改善が可能です。
鼻尖形成や小鼻縮小といった施術によって、鼻先をすっきりと整えたり、鼻翼の広がりを抑えたりすることができます。この記事では、団子鼻の特徴や原因、そして自力での治し方から美容整形のメリット・デメリットまで詳しく解説していきます。あなたの理想の鼻を手に入れるための第一歩を踏み出してみませんか。
団子鼻とは?特徴について
団子鼻とは、鼻先が丸く、肉厚である鼻を指します。その形状から団子鼻と呼ばれます。
日本人をはじめとする東洋人に多く見られる鼻の形状です。また、鼻筋が低い、はっきりしていない、鼻先が大きくて丸いといった鼻の総称にも用いられます。
鼻の形状によっては顔のバランスに影響を与え、コンプレックスの原因となる場合があるため、最近では改善したい方が増えています。
団子鼻の原因
団子鼻になる原因には何があるのでしょうか。
・鼻を頻繁に触る
・水分や塩分を摂りすぎる
・うつ伏せ寝の習慣がある
・誤った方法でマッサージをしている
・生まれつき
それぞれ解説します。
①鼻を頻繁に触る
鼻を頻繁に触ると、皮膚に刺激を与えるため、鼻が大きくなりやすくなります。人間の皮膚は摩擦を繰り返すと厚くなる性質があるからです。
また、鼻の穴に頻繁に指を入れる習慣も鼻を大きくさせる原因です。鼻の穴に指を入れることで、鼻の穴が横に広がり、鼻全体が大きくなります。
これらの要因で鼻の皮膚が徐々に厚くなり、結果として鼻が大きくなります。
②水分や塩分の摂りすぎ
過剰な塩分や水分の摂取は体内に水分を貯留させ、むくみを引き起こします。このむくみは顔全体に影響を及ぼすため、鼻にも現れる場合があります。
むくみが慢性化すると鼻先にまで影響が及び、団子鼻になるリスクが高まるのです。特に顔がむくみやすい人は、この影響を受けやすい傾向です。
③うつ伏せ寝の習慣
うつ伏せで寝ると、枕やシーツが直接鼻に触れて圧迫されます。この圧力が長期間続くと鼻を形成する軟骨が変形しやすくなるため、鼻先が丸くなって横に広がる可能性があります。
特に、成長期の子どもや若い世代の人は軟骨がまだ柔らかいため、うつ伏せ寝による圧迫は好ましくありません。軟骨の成長を妨げてしまう可能性があるため、鼻先が低くなったり、丸くなったりする原因になります。
④誤った方法でマッサージ
鼻は軟骨で形成されているため、強い力でマッサージをすると軟骨が変形しやすくなります。特に、鼻先に強い力をかけすぎると鼻が丸く広がりやすくなり、団子鼻を悪化させる可能性もあります。
マッサージは優しく行うことが重要です。強い力ではなく、軽めの力で血行を促進する程度にとどめましょう。
また、過剰なマッサージは逆効果になるため、短時間で行うと良いでしょう。
⑤生まれつき
生まれつき鼻が大きい場合、遺伝的要素が考えられます。アジア人は西洋人に比べて鼻中隔軟骨が小さく、鼻翼軟骨が広がりやすい傾向です。遺伝子的にも皮膚が厚く脂肪がつきやすい構造のため、団子鼻になりやすいと言われています。
また、遺伝的要因で生まれつき団子鼻の場合、基本的に成長過程で大きく変化することはありません。このような団子鼻は根本的な改善が難しいですが、美容整形などで形を変えることは可能です。
団子鼻を自力で治す方法
団子鼻をできるだけ自力で治したいという方もいるでしょう。ここでは、以下の3点を紹介します。
・マッサージ
・美容器具の装着
・メイク
メイクは視覚的な効果を狙うものですので治すとは意味合いが違いますが、手軽に見た目を変えられる方法として紹介します。
①マッサージ
団子鼻の改善には、タイプによってはマッサージが効果的な場合があります。特に、むくみが原因で団子鼻が目立つ場合は、マッサージによって改善しやすいです。1ヶ月ほど続けることで、徐々に効果が見えてくるでしょう。
マッサージを行う際には、力を入れすぎずに優しく行い、摩擦を避けるためにオイルやクリームを使用しましょう。
以下がおすすめのマッサージです。
リンパ流しマッサージ
1.小鼻の横のくぼみを人差し指または中指で3〜5秒押す
2.小鼻の横を上下にマッサージしてほぐす
3.小鼻の横から鼻筋を伝って、眉頭まで撫で上げる
4.眉頭を3〜5秒押す
鼻周りの筋肉をほぐすマッサージ
1.人差し指と中指で鼻とほっぺたの境目を円を描くように10秒ほどマッサージ
2.同様に小鼻の横を10秒間マッサージ
3.鼻の下、口の横、唇の下、顎、首の順に同じようにマッサージ
鼻筋マッサージ
1.人差し指と中指を使い、鼻先から眉頭まで小さな円を描きながら30秒かけて上げる
2.逆に眉頭から鼻先まで小さな円を描きながら下げる
マッサージだけで完全に団子鼻を治すことは難しいですが、継続的に行うことでむくみを軽減し、鼻周りをスッキリさせる効果が期待できます。
また、マッサージと併せて、水分を摂りすぎずに塩分控えめの食事も効果的です。
②美容器具の装着
美容器具の装着は、鼻を触る癖の改善やうつ伏せ寝の防止にも役立ちます。比較的安く購入でき装着も簡単なものが多く、家で手軽に使用できるアイテムです。
美容器具には鼻をつまむようにして使用するクリップタイプと、鼻の穴に装着するタイプが一般的です。
使用の際は説明書にある記載を守り、正しい使用方法を守るようにしましょう。
美容器具の装着は、鼻を高くする効果や小鼻を小さくする効果があるとされています。ただし、はっきりとした効果の実証はされてなく、完全に団子鼻を治すことは難しいとされています。
より確実な効果を求める場合は、美容整形などの専門的な処置を検討することも選択肢の一つです。
③メイク
団子鼻を解消する方法として、シェーディングとハイライトを使ったメイク法がおすすめです。陰影を用いて鼻を高く見せます。
シェーディングは肌よりワントーン暗い色を選んでください。また、ハイライトは自然に肌を明るく見せる、肌なじみの良いものを選びましょう。
小さめのブラシを使用し、部分的に薄く塗ることを心がけてください。境目もしっかりとぼかすことで、より自然な仕上がりになります。
シェーディングの入れ方
1. 眉頭から目に頭の三角ゾーンに入れる
2. 小鼻の横に入れる
3. 鼻の下に入れる
ハイライトの入れ方
・鼻筋にまっすぐ入れる
シェーディングもハイライトも、広範囲に塗らずに控えめに入れるのがコツです。わざとらしくならないよう、色味を調整しながら塗りましょう。
これらのテクニックを活用することで団子鼻の印象を薄くし、すっきりとした鼻筋を作り出せます。
根本的な改善には美容整形がおすすめ
団子鼻はマッサージや美容器具で改善できる可能性もありますが、時間や手間がかかります。根本的な治療には美容整形がおすすめです。
団子鼻改善には以下の施術がおすすめです。
・鼻尖形成(団子鼻解消術)
・小鼻縮小術(鼻翼縮小)
・鼻尖軟骨移植(耳珠軟骨)
・鼻中隔延長術
・鼻プロテーゼ
どの施術が合うかは、団子鼻や個々の状況によって変わります。必ず医師のカウンセリングを受けて施術を決定してください。カウンセリングは無料で行うクリニックがほとんどです。
鼻尖形成(団子鼻解消術)
鼻尖形成(団子鼻解消術)は鼻先をシャープにする施術です。
以下のような特徴の鼻に適しています。
・鼻先が丸く、団子状になっている
・鼻翼軟骨が左右に離れている
・鼻先の脂肪が多い
・鼻先が低く小さい
主な施術手順
1. 鼻の内側、あるいは外側から切開する
2. 鼻先の余分な脂肪組織を除去
3. 鼻翼軟骨の縮小や形状調整
4. 左右の鼻翼軟骨を中央で縫合し、鼻先を寄せる
施術時間は約1時間で、術後3〜5日程度ギプス固定が必要です。
この施術は、鼻先を細く、高く、シャープにすることができますが、鼻の高さや向きを大幅に変えることは難しいため、必要に応じて他の手術と組み合わせるケースもあります。
小鼻縮小術(鼻翼縮小)
小鼻縮小術(鼻翼縮小)は鼻を小さくする施術です。小鼻とは鼻先の左右にあるふくらんだ部分で、鼻翼とも呼ばれる部分です。
以下のような特徴の鼻に適しています。
1. 小鼻が横に広がっている
2. 鼻の穴(鼻孔)が大きく目立つ
3. 笑ったときに小鼻が強調される
主な施術手順
内側法の場合
1.鼻孔内部の余分な皮膚を切除
2.小鼻の根元を内側に引き寄せて横幅を狭くする
外側法の場合
1.鼻の穴の中から小鼻の外側の溝に沿って切開
2.余分な皮膚を切除して小鼻のふくらみをおさえる
施術時間は約45分で、術後のダウンタイムは約3日〜1週間程度です。
小鼻を切除しすぎると不自然な印象になる可能性があるため、顔全体とのバランスをみながら行われます。
鼻先軟骨移植(耳介耳珠軟骨)
鼻先軟骨移植は患者自身の耳から軟骨を採取し、鼻先に移植して鼻を高くする施術です。
以下のような特徴の鼻に適しています。
1. 鼻先が低い
2. 鼻先の形を整えたい
3. 鼻先の向きを調整したい
4. 鼻の穴が目立つ
主な施術手順
1.耳介あるいは耳珠から軟骨を採取
2.軟骨を加工
3.オープン法、あるいはクローズ法で切開し、加工した軟骨を鼻先に挿入・固定
4.切開部分を縫合
施術時間は60分〜90分程度で、術後1週間程度ギプス固定が必要です。
自身の組織を使用するためアレルギー反応のリスクが低く、自然な仕上がりになるのがメリットです。
鼻プロテーゼ
鼻プロテーゼはプロテーゼと呼ばれる人工軟骨を挿入し、鼻を高くする施術です。
以下のような特徴の鼻に適しています。
1. 鼻根部が低い
2. 鼻筋が通っていない
3. 全体的に鼻が低い
主な施術手順
1. 鼻の穴の内側を数ミリ切開し、プロテーゼ挿入のための空間を作る
2. 骨膜下にプロテーゼを挿入
3. 切開部分を縫合
施術時間は約30分程度で、プロテーゼがずれないよう数日間テープ固定が必要です。
鼻プロテーゼは50種類以上から患者の鼻の形状に合わせて選ばれます。必要に応じてプロテーゼを加工・調整し、最適な形にして挿入される場合もあります。
鼻プロテーゼは骨膜下に挿入するため、プロテーゼが動いたり触れたりしても気づかれにくいのが特徴です。
美容整形するメリット・デメリット
美容整形にはメリット、デメリットそれぞれありますので、よく理解した上での検討をおすすめします。
メリット
美容整形のメリットは以下のとおりです。
・コンプレックスの解消
・一度で大きな変化
・半永久的な効果
・生活の質向上
美容整形はコンプレックスを解消し、理想的な容姿を手に入れることができます。理想的な容姿を手に入れることで自信が持てるようになり、行動の幅が広がったり、社交的になったりする可能性もあるでしょう。
また、マッサージやメイクでの改善をしていた方にとっては、一度で大きな変化を得られるため、それらの手間もなくなります。
さらに、半永久的な効果が見込まれるため、生活の質も向上します。
美容整形は外見だけでなく、内面にもポジティブな影響を与える方法としておすすめです。
デメリット
美容整形のデメリットは以下のとおりです。
・期待通りの結果が得られない可能性
・一定期間ダウンタイムが生じる
・後遺症や感染症のリスク
・費用がかかる
術後の外見が希望と異なる場合、不満や心理的ストレスを感じる場合があります。特に、医師のスキルや美的センスにもよるところがあるため、経験豊富な医師の選択が重要です。
術後は腫れや内出血・痛み、ダウンタイム(通常の生活に戻るまでかかる時間)のほかに、傷跡や感染症、神経損傷などのリスクが生じるケースもあります。
また、切開が伴う施術の場合は費用が高額になるだけでなく、追加の施術やオプションがかかる場合もあります。
これらのデメリットをおさえた上で、慎重に検討しましょう。
まとめ
団子鼻は、鼻先が丸く、幅が広く、小鼻が大きいことが特徴です。原因としては、頻繁に鼻を触ることや水分・アルコールの摂りすぎ、うつ伏せ寝といった後天的要因のほか、生まれつきの方もいます。
自力での改善方法としては、マッサージを取り入れたり、メイクで陰影をつけたりするなどの方法があります。しかし、これらは一時的であり、恒久的な効果は見込めません。
根本的な改善を目指す場合は、美容整形が有効です。美容整形は半永久的な効果が見込めるからです。ただし、手術を受ける際はメリットとデメリットをしっかりと理解し、信頼できる医師にお願いしましょう。ぜひ、美容整形で、自信が持てる鼻を手に入れてください。