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鼻を細くするのにおすすめの方法は?小鼻が大きくなる原因や解消法について

「鼻が大きくて目立つのが気になる…」

「メイクをしても団子鼻がカバーしきれない…」そんな悩みを抱えていませんか?

鼻の形は顔全体の印象を大きく左右するため、「もっとすっきりした細い鼻になりたい」と思う人は少なくありません。

実は、鼻が大きく見える原因には生まれつきの骨格だけでなく、日々の癖や加齢の影響も関係しているのです。

では、小鼻や鼻先を細くするにはどうすればいいのでしょうか。

この記事では、マッサージやメイクなどの自力でできる方法から、より効果的な美容整形まで、鼻を細くするための具体的な手段を詳しく解説します。

ぜひ最後までお読みください。

小鼻が大きい団子鼻になる原因とは?

小鼻が大きく太くなっている状態を「団子鼻」といいます。この団子鼻にはどのような原因があるのでしょうか。

主な原因を紹介します。

生まれつき

団子鼻になる主な原因の一つに、生まれつきがあります。

生まれつき団子鼻になるのは、鼻先にある軟骨が左右に広がっているからです。

また、遺伝的に鼻先の脂肪が多かったり、厚めだったりする場合も団子鼻になりやすくなります。

生まれつきかどうかは以下で判断できます。

・鼻先が丸く膨らんでいる
・小鼻が大きい
・横顔で見ると鼻先が尖ってなく丸みを帯びている

このような鼻の場合、生まれつきの可能性が高いでしょう。

鼻を触る癖

鼻を触る癖は、小鼻が大きい団子鼻になる原因と言われています。

鼻の穴を頻繁にいじったり鼻の穴に指を入れたりする癖があると、鼻の穴が横に広がり団子鼻のような鼻先になるからです。

また、鼻を頻繁に触ることで鼻の皮膚が厚くなったり硬くなったりする可能性があります。

これにより、鼻先が丸く大きく見えてしまいます。

もしこのような癖がある方は、鼻を触るのを意識的に控えましょう。

加齢

加齢も小鼻が大きくなる団子鼻の原因です。

加齢とともに皮膚のコラーゲンとエラスチン線維が減少し、皮膚が柔軟性を失います。

また、脂腺の増加により皮膚が厚くなって慢性的な軽度の炎症状態となり、瘢痕形成が起こって硬さが出てしまうのです。

年代別での変化をみてみましょう。

20代から30代

この時期は変化の初期段階です。皮膚の老化が徐々に始まり、軟骨の成長も進行しますが、変化は比較的少なめです。

40代以降

鼻の肥大化がよりはっきりして、軟骨の成長とともに皮膚の老化も進みます。

特に鼻先の下垂が目立つようになります。

加齢による団子鼻への変化は自然な老化現象の一部であり、完全に防ぐことは難しいです。

しかし、適切なスキンケアや生活習慣の改善によって、ある程度の予防や改善が可能です。

骨格の歪み

骨格の歪みも小鼻が大きくなる団子鼻の原因と言われています。

骨格の歪みによって団子鼻になる原因は以下のとおりです。

・鼻翼軟骨の形状が左右に広がる
・鼻中隔が湾曲する
・軟骨が太い
・遺伝的要因
・成長過程での変化
・外傷

このうち、骨格が歪む原因でもっとも多いのは「遺伝的要因」と言われています。

家族に骨格の歪みによる団子鼻の人がいると同じ傾向になることが多いと言われているからです。

また、日本人を含むアジア人に団子鼻が多い傾向ですが、これも遺伝的な特徴です。

遺伝的要因には、他にも鼻翼軟骨の太さや鼻の皮膚の厚さ、脂肪のつき方などもあります。

うつ伏せ寝やマスクによる圧迫

うつ伏せ寝やマスクによる圧迫は小鼻を大きくさせるため、団子鼻になりやすくなります。

特に体が成長途中の若い世代では、うつ伏せ寝による影響が大きくなると言われています。

うつ伏せ寝により鼻が圧迫されることで、鼻周辺の血流が悪くなって、むくみの原因になるからです。

できる限り横向きや仰向けでの就寝を心がけましょう。

また、マスクの着用も鼻を圧迫させます。

ワイヤー部分が鼻に圧力をかけてしまうため、鼻が低くなったり、むくみやすくなったりするからです。

これらを見直すことで、団子鼻になる原因を減らせます。

鼻が大きく見える団子鼻の種類

団子鼻にはいくつか種類があります。

・鼻先が大きい
・小鼻が大きい
・鼻の幅が広い
・鼻全体が大きい

それぞれ解説します。

鼻先が大きい

鼻先が大きい鼻は、特に大きく見える団子鼻です。

鼻先が大きい団子鼻の特徴は以下のとおりです。

・鼻尖と呼ばれる鼻先の部分が大きく丸みを帯びている
・鼻の最も高い部分である鼻先が低めで横に広がっている
・鼻筋が低く、はっきりしていない

鼻先が大きい団子鼻は、日本人を含む東洋人に多く見られる特徴です。

正面から見て鼻尖の幅が大きく見えます。また、鼻尖の幅が大きいと、顔全体の印象にも影響を与えます。

小鼻が大きい

小鼻が大きい団子鼻は、一般的に「にんにく鼻」と呼ばれます。

にんにく鼻の特徴は以下のとおりです。

・鼻先が丸く大きい
・小鼻も大きく広がっている
・鼻の穴があまり見えない
・小鼻の皮膚が厚い

にんにく鼻は、鼻尖と小鼻の両方が大きい状態を指します。この形がにんにくの形に似ていることから名付けられました。

団子鼻が主に鼻先の中心部分のみが大きい状態を指すのに対し、にんにく鼻は鼻先と小鼻の両方が大きいのが特徴です。

この団子鼻も顔の印象に大きな影響を及ぼします。

鼻の幅が広い

鼻の幅が広い団子鼻は、一般的に「あぐら鼻」と呼ばれます。

あぐら鼻の特徴は以下のとおりです。

・小鼻が横に広がっている
・正面から見て鼻の幅が広く見える
・笑った際に小鼻がさらに広がりやすい

小鼻が横に広がっている状態があぐらをかいているように見えることから「あぐら鼻」と名付けられました。

あぐらとにんにく鼻は一見似ています。

しかし、あぐら鼻は小鼻が横に広がっている状態で、にんにく鼻は鼻先と小鼻の両方が大きい状態を指します。

にんにく鼻よりは顔の印象に大きく影響しないまでも、あぐら鼻も多少の影響を及ぼします。

鼻全体が大きい

鼻全体が大きい団子鼻は、遺伝的な要素や鼻の軟骨の発達、鼻の周りの脂肪のつき方などが原因です。

鼻全体が大きい団子鼻の特徴は以下のとおりです。

・鼻全体が肉厚で大きく見える
・鼻の穴があまり目立たない

このような鼻は複合的な原因から大きく見えてしまいます。

・鼻翼軟骨が大きく、横に広がっている
・鼻全体の皮膚が厚い
・鼻先と小鼻周辺の脂肪が多い

鼻全体が大きいと顔の印象に大きな影響を与えます。

また、この形は生まれつきの要因が大きいため、自然に改善することは難しいと言われています。

小鼻を自力で小さく見せる方法

大きい小鼻を自力で小さく見せる方法があります。

・マッサージ
・メイク
・美容グッズを使う
・癖を改善する

それぞれ紹介します。

①マッサージ

マッサージは、むくみの解消や鼻筋を通したい方におすすめです。

マッサージの手順を紹介します。

1.両手の人差し指と中指で小鼻を挟む
2.小鼻が温かく感じるくらい強めに、指先でクルクルと円を描くように動かす
3.最後に鼻筋に沿って、小鼻から鼻全体を指先で上下にさする

マッサージをする際は、以下の点に注意してください。

・マッサージ前に手を清潔にし、クリームを塗って肌への摩擦を防ぐ
・力加減に注意し、強く押しすぎない
・マッサージは毎日継続する

マッサージを続けることで、小鼻周りのむくみが解消され、鼻が小さく見える効果が期待できます。

また、鼻周りの血行が良くなるため、顔全体がすっきりとした印象になるでしょう。

②メイク

メイクは幅広い団子鼻に対して効果的です。

ここではタイプ別のメイク法について紹介します。

鼻先が大きい団子鼻

鼻先の丸みをシェーディングでカバーし、鼻筋にハイライトを入れることで、鼻先の存在感を緩和できます。

小鼻が大きいにんにく鼻

鼻筋に細いハイライトを入れ小鼻との境目に影を入れることで、丸みを解消し鼻筋の通った印象にします。

鼻の幅が広いあぐら鼻

鼻側面や小鼻にシェーディングを入れて削り、鼻筋に細いハイライトを入れることで、鼻を細く見せることができます。

鼻全体が大きい団子鼻

眉頭から鼻筋に沿ってノーズシャドウを入れることで、鼻筋を強調し、鼻全体を高く見せます。

また、鼻筋を強調し鼻全体を高く見せるために、鼻筋に細くハイライトを入れます。

このときに鼻全体にハイライトを入れると鼻が大きく見えてしまうため、細く入れるのがポイントです。

これらのテクニックは、鼻の形に応じて使い分けることで、鼻を細く見せる効果が期待できます。

メイクの濃さや塗り方に注意して自然な仕上がりを心がけましょう。

③美容グッズを使う

鼻を細くする方法として、ノーズクリップも効果的です。

ノーズクリップはドラッグストアやオンラインショップで購入できます。

価格も1,000円〜2,000円ほどなのでお手軽です。

鼻の軟骨を挟み込んで鼻先を高い位置にキープし、そのまま30分ほど挟んだままにします。

毎日することで効果が得られやすくなるため、続けるようにしましょう。

ノーズクリップは手軽に使用できるため、美容整形などをせずに鼻の形を改善する方法としておすすめです。

ただし、効果には個人差があるため、劇的な変化は難しいかもしれません。

④癖を改善する

鼻を細くする方法として、癖を改善することが効果的です。

以下の癖がある方は、まずは癖を直すことから始めましょう。

・鼻をほじる
・鼻を広げる
・鼻を触る・こする

もし、どうしても我慢できない場合は、耳鼻科を受診して鼻の中の異物や汚れを綺麗にしてもらうことも一つの方法です。

癖の改善は即効性のある方法ではありませんが、長期的に見れば鼻の形状や見た目の改善に繋がる可能性があります。

大きな効果を得たいなら美容整形

小鼻を自力で小さく見せる方法を紹介しましたが、手間がかかるのも事実です。

もし手間を無くして大きな効果を得たいなら、美容整形がおすすめです。

ここでは、タイプ別の美容整形について紹介します。

ただし、個々の状況において必要な施術は変わってきますので、カウンセリングで確認してください。

鼻先が大きい団子鼻には鼻尖形成術(団子鼻解消法)

鼻尖形成術は、鼻先をより高く、細く、シャープな印象に形成します。

主な施術の流れは以下のとおりです。

1.クローズ法あるいはオープン法で切開
2.鼻先の余分な脂肪を除去
3.鼻翼軟骨の形を整える
4.左右の鼻翼軟骨を中央に寄せて縫合

施術時間は1時間程で、術後3〜5日ほどギプス固定が必要です。

全体的なダウンタイム期間は約2週間程度で、抜糸は施術から5〜7日目に行われます。

鼻尖形成術は、鼻尖縮小術と同時に行うことで、より美しい仕上がりが期待できます。

にんにく鼻やあぐら鼻には、小鼻縮小術や鼻プロテーゼ・隆鼻術

にんにく鼻やあぐら鼻は横に広がって見える鼻のため、小鼻を縮小させたり、鼻を高くする施術がおすすめです。

小鼻縮小術

小鼻縮小術は横に広がった小鼻を小さくし、鼻全体をより整った形にします。

鼻の付け根部分を切除して、希望するデザインに合わせて縫い合わせます。

施術時間は30〜40分程で、ギプスの着用は必要ありません。

2週間〜1ヶ月程度、傷口の赤みが残りますが、メイクで隠せる程度です。抜糸は通常6〜10日目に行います。

鼻プロテーゼ・隆鼻術

鼻プロテーゼ・隆鼻術は、低い鼻を高くしたり、太い鼻を細く見せたりする施術です。

主な施術の流れは以下のとおりです。

1.鼻のの内側から切開
2.皮下を剥離し、骨膜下にスペースを作る
3.シリコン製のプロテーゼを挿入
4.切開部分を縫合

施術時間は20〜40分程で、術後は3〜5日ほどテープとギプス固定が必要です。

3日目にテープを外し、7日目に必要に応じて抜糸します。

鼻プロテーゼ・隆鼻術はプロテーゼを挿入するものの、患者の状態に合わせて形をカスタマイズするため、自然な仕上がりが期待できます。

鼻全体が大きい団子鼻には、鼻尖形成術や小鼻縮小術などを組み合わせ

鼻全体が大きい団子鼻にはいくつかの施術を組み合わせておこなわれます。

主に以下の施術を組み合わせて行われます。

・鼻尖形成術(団子鼻解消法)
・小鼻縮小術
・鼻プロテーゼ・隆鼻術

ただし、患者の状態によってどのように大きいかは異なるため、これらは一例にすぎません。

どの施術をするかは医師のカウンセリングを受けて決められます。

脂肪溶解注射

美容整形をする場合、痛みやダウンタイムが気になる方も多いと思います。

切開を伴わない美容整形として、脂肪溶解注射があります。

主に以下の鼻の悩みに効果的です。

・団子鼻:鼻先の丸みを減らし、シャープな印象に
・小鼻のふくらみ:小鼻の脂肪を溶解させ、横幅を縮小
・低い鼻:鼻筋の脂肪を減らすことで、相対的に鼻を高く見せる効果

脂肪溶解注射の主成分はデオキシコール酸やフォスファチジルコリンで、注射後2週間〜1ヶ月かけて効果が現れます。

ダウンタイムは比較的短いですが、1〜2週間程度の腫れが生じるかもしれません。

リバウンドの心配も少ないため、半永久的な効果が期待できる施術です。

脂肪溶解注射は、切開を避けたい方や、大きな変化を気にする方におすすめです。

鼻整形のリスク・デメリット

鼻整形をしたいと思った方にとって、リスクやデメリットは気になるところです。

鼻整形にはどのようなリスクやデメリットがあるか紹介します。

鼻整形のリスク

鼻整形には以下のようなリスクがあります。

・不自然な仕上がりになる可能性
・予想と異なる結果
・傷跡が残る
・機能障害
・感染やアレルギーのリスク
・鼻づまりや不快感

鼻整形は顔全体とのバランスが重要です。

このバランスを考慮しなかった場合、不自然な仕上がりや予想とは異なる結果になる可能性があります。

また、一部の施術は鼻の表面を切開するものもあるため、傷跡が残るケースもあります。

さらに切開が伴う施術は感染のリスクも否めません。ごくまれに術後に鼻づまりや不快感が起こる可能性もあります。

これらのリスクを押さえてから施術を受けるようにしてください。

鼻整形のデメリット

切開が伴う鼻整形には以下のようなデメリットがあります。

・ダウンタイムが長い
・術後にギプスなどで固定が必要
・鼻全体のバランスが変化する可能性
・場合によっては再手術が必要

術後は内出血や腫れ・むくみ・鼻閉塞感・熱感・むくみなどのダウンタイムがあります。

安静にしたり感染を防いだりするためにも、数日間は仕事を休む必要があるでしょう。

また、切開を伴う施術をした場合、術後2〜7日程度は医療用テープやギプスでの固定が必要です。

さらに、鼻の形が整うことで相対的に鼻翼が目立ったり、鼻柱が長く感じたりするケースもあります。

美容整形の効果は半永久的ですが、感染や外傷によって再手術が必要になる場合もあります。

これらのデメリットを理解し、慎重に検討することが重要です。

まとめ

団子鼻や小鼻が大きく見える原因には、生まれつきの骨格や加齢、鼻を触る癖、圧迫習慣などがあります。

鼻が大きく見えるタイプもさまざまで、鼻先や小鼻が目立つ場合など、それぞれに合った対策が必要です。  

自力で鼻を細く見せる方法として、マッサージでむくみを解消し、メイクでシャープな印象を作るのが効果的です。

さらに、美容グッズを活用したり、無意識の癖を改善することで変化を実感しやすくなるでしょう。  

しかし、より大きな変化を求めるなら、美容整形も選択肢の一つです。ただし、手術にはリスクやダウンタイムが伴うため、慎重に検討しましょう。  

まずは、自分に合ったケア方法を試し、継続することが大切です。

理想の鼻を手に入れるために、できることから始めてみてはいかがでしょうか。