猫手術（鼻唇角形成術）

猫手術（鼻唇角形成術）とは

猫手術は鼻唇角形成術とも呼ばれる鼻整形で、人中の上部にある鼻柱基部の形を整えることで、より理想的な鼻を目指す事ができます。鼻唇角とは、横から見た際の人中と鼻柱のなす角度をいい、日本人の場合では、この角度が90～95°が理想的だといわれています。そして、猫手術ではこの鼻唇角を調整して理想の鼻の形に近づけます。

鼻唇角を調整して正面、側面からの見え方を洗練させる

手術前

手術

手術後

猫手術（鼻唇角形成術）は
こんな方におすすめ

• 人中を短く整えたい方

  人中の長さは、生まれつきの骨格で決まると考えられていますが、加齢による表情筋のたるみや、歯並びの悪さ(出っ歯)が原因で長くなることもあります。なお、日本人の場合では1.5㎝程度の人中が理想的とされており、2㎝以上の場合では長いと捉えることができるでしょう。

• 鼻の付け根が食い込んでいる方

  鼻の付け根の形は生まれつきの骨格によって決まっており、この部分が食い込んでいると正面から見た際に不機嫌そうに見えることや、横から見た際に全体のバランスが悪く見える事があります。これらは猫手術を受けることにより改善する事が見込めます。

• 口の突出感を改善したい方

  程度な上唇の出っ張りは良いとされていますが、出っ張りが強いと不機嫌な印象をもたれることもあります。猫手術では人中にCカールを作成して出っ張り感を改善する効果がありますので、これらの印象を改善する効果が期待できます。

• 横顔の印象を美しく整えたい方

  横顔の美しさはEラインなどで変わってきますが、口の突出感や尾翼基部の落ち込みによっても印象は変わってきます。ACR(尾翼-鼻柱の位置関係)などにも影響をもたらし美しい横顔のシルエットを作成する事ができます。

• 他の鼻整形と併用して理想的な鼻を目指したい方

  鼻整形には様々な術式があり、単一の手術で理想のお鼻を形成できないことも少なくありません。猫手術は他の鼻整形の術式と併用する事が可能で総合的にお鼻の形を整える事が可能です。適応も人様々ですので医師に適応を確認してみましょう。

鼻唇角が小さいと鼻先が伸びて不機嫌そうな印象を与えます。また、鼻唇角が大きいと間延びした印象となることもあります。当院での猫手術は鼻のみならず、お顔全体のバランスを考えてデザインを行い、施術を行っております。

同時に行うことが多い
おすすめ施術

猫手術（鼻唇角形成術）と同時に行うことが多いおすすめの施術についてご紹介します。
紹介する施術はどれも相乗効果が高まる施術のため、鼻の悩みがある患者様にとっておすすめしたい治療法です。

• 鼻柱下降術

  猫手術と鼻柱下降術を組み合わせることで、より効果的な鼻の形成が可能となり、ACRを整える施術としても有効です。

  ACR（Alar-Columellar Relationship）とは鼻翼と鼻柱の位置関係を指し、ACRとして下向きの二等辺三角形が作れるとバランスが良い鼻柱と言われています。ACRが整うことで引っ込んだ鼻柱を前に出し、より美しいラインへと近づけます。

  理想のACR

  

  鼻柱が後退気味

  

  鼻柱下降術と猫手術を同時に行う
  ことによって得られるメリット

  • 鼻柱下降術により鼻先を下げることで、猫手術で形成されたCカールがより際立つ
  • 猫手術で鼻柱基部を持ち上げ、鼻柱下降術で鼻柱を下げることで、バランスの取れた自然な鼻の形状を作り出す
  • 猫手術で鼻唇角を調整し、鼻柱下降術で鼻先の形状を整えることで、鼻全体のバランスが向上する
  • 猫手術による鼻柱基部の持ち上げと、鼻柱下降術による鼻先の調整により、口元の突出感をより効果的に改善する

  両手術を組み合わせることで全体の手術時間を短縮するだけでなく、回復期間も短くなり、費用も抑えることができます。

  施術詳細を見る

• 鼻尖形成・耳介軟骨移植術

  猫手術と鼻尖形成・耳介軟骨移植術を組み合わせることで、よりトータル的な鼻の形の改善が可能です。

  鼻尖形成・耳介軟骨移植術と
  猫手術を同時に行うことに
  よって得られるメリット

  • トータル的に鼻の形を改善するために、猫手術で鼻柱基部を持ち上げ、鼻尖形成で鼻先の形状を整えることで、鼻全体のバランスが向上
  • 耳介軟骨移植も併用すると鼻先の高さや形状もより細かく調整可能に
  • 耳介軟骨は自家組織のため異物感や拒絶反応のリスクが低くなり、自然な仕上がりが期待できる
  • 採取した耳介軟骨を2〜3枚重ねて鼻尖に移植することで、鼻先の高さを細かく調整できる
  • 鼻孔縁の伸長や鼻柱基部の引き出し、鼻翼軟骨の補強など、様々な形成が可能
  • 猫手術と鼻尖形成・耳介軟骨移植術の併用で、Cカールをより強調できる

  猫手術と鼻尖形成・耳介軟骨移植術の組み合わせは、より自然で調和のとれた鼻の形状を作り出すのに効果的です。

  鼻尖形成術はこちら 耳介軟骨移植術はこちら

• 人中短縮術

  猫手術と人中短縮術を組み合わせることで、より効果的な口元の改善が可能です。

  人中短縮術と猫手術を同時に行う
  ことによって得られるメリット

  • 猫手術で鼻唇角を調整し、人中短縮術で人中の長さを直接短くすることで、より美しい口元に
  • 猫手術で鼻柱基部を持ち上げ、人中短縮術で人中の長さを調整することで、口元全体のバランスが向上
  • 猫手術で形成されたCカールが、人中短縮術によってさらに目立つようになり、美しさが際立つ
  • 猫手術による鼻柱基部の持ち上げと、人中短縮術による人中の調整により、口元の突出感をより効果的に改善

  両手術の組み合わせにより、長いと老けて見える人中の改善が見込め、鼻から口元にかけての横顔のラインもより自然で美しく仕上がります。

猫手術（鼻唇角形成術）の
症例写真

猫手術（鼻唇角形成術）の
リスク・ダウンタイム

猫手術（鼻唇角形成術）にはいくつかのリスクとダウンタイムが伴います。

• リスク

  • 細菌感染のリスク
  • 出血・血腫形成のリスク
  • 左右差が生じる可能性
  • 理想していた形にならない可能性

• ダウンタイム

  • 術後1〜2週間程度で手術部位に腫れや内出血・青あざが生じ、完全に引くまでには1〜2ヶ月かかるケースもあり
  • 腫れが完全に引き、最終的な結果を確認できるまでには3〜6ヶ月程度かかる可能性がある

猫手術（鼻唇角形成術）の
料金・値段

• 猫手術（鼻唇角形成術）

  通常料金

  275,000円(税込)

  モニター料金

  187,000円(税込)

猫手術（鼻唇角形成術）の
施術概要

猫手術（鼻唇角形成術）の
施術の流れ

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  ご予約・お問い合わせ

  ご予約・お問い合わせ

  ご予約の際は、お電話または予約フォームにて承っております。
  施術についてのお悩みや費用に関することなど、お気軽にお問い合わせください。

  

  電話予約受付時間：9:30～18:00 /
  診療時間：9:30～18:00

  ※未成年者の方が施術を受ける際は保護者の同意書が必要となります。【こちら】からダウンロード頂き、ご記入捺印のうえご持参ください。

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  診察・カウンセリング
  （全て医師が行います）

  診察・カウンセリング（全て医師が行います）

  当院では、カウンセリングは全て医師が直接行なっております。猫手術に関するお悩みをお聞かせください。

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  同意書作成

  同意書作成

  同意書作成は、医師による詳細な説明と質疑応答を行いながら作成いたします。必要に応じて追加説明を行なって、患者様に十分な理解をしていただいた後、ご署名いただきます。

  POINT

  署名済み同意書のコピーもお渡しし、インフォームドコンセントの徹底も図っておりますので、ご安心ください。

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  お支払い

  お支払い

  患者様に施術の説明や注意事項・費用・術後の経過などをしっかりご納得いただいたうえで、施術をお申し込みいただきます。お支払いは施術前にお願いしております。

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  術前採血

  術前採血

  当院では手術前には術前採血を行っています。糖尿病等を含めた全身状態のスクリーニング検査・血の凝固能・感染症・血液型などが検査項目となります。手術は静脈麻酔下に行うので安全第一に手術を進めるために徹底した管理を行なっています。

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  直前診察（手術当日）

  直前診察（手術当日）

  手術当日は詳細にまとめた情報の最終確認をします。初回カウンセリング時の希望と変更はないか、鼻まわりの不具合などはないかなどをチェックします。しっかりと顔を合わせて体調など細部まで最終診察を行なっていきます。

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  メイク落とし・術前準備

  メイク落とし・術前準備

  オペ室に入室した後はメイクを落としていただき、術前の準備に入ります。医師が施術箇所にマーキング等施したあと、麻酔をして麻酔が効くまで少々お待ちいただきます。緊張されている方でも数分で眠りについて意識がなくなることが多いです。

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  猫手術（鼻唇角形成術）手術開始

  猫手術（鼻唇角形成術）手術開始

  切開箇所へ局所麻酔をし、マーキングして施術箇所をデザインします。自家組織を使用する場合は、耳甲介あるいは耳珠から軟骨を採取します。
  次に鼻腔内の切開し、鼻柱基部へ形を整えた自家軟骨またはプロテーゼを挿入します。
  微調整が済んだら切開した箇所を縫合し、最後にギブスやレティナで固定し終了です。

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  術後のアフターケア

  術後のアフターケア

  施術後、患者様の快適な回復と最適な結果を目指し、アフターケアについて丁寧な説明を心がけております。詳細な術後指導と薬剤の処方を行い、術後に予想される腫れや痛みの管理方法を説明いたします。
  もし、帰宅後の痛みの不安が強い方は座薬やエクスパレルといった長時間作用型の麻酔のご用意も可能です。

  POINT

  経過観察中は定期的な診察とともに、患者様の不安や疑問にいつでも対応できるよう24時間対応可能なフォローアップ体制も整えていますので、ご安心ください。
  手術後も継続的できめ細やかなケアを通じて、患者様の安心と満足を最優先に考えたサービスを提供しております。

猫手術（鼻唇角形成術）に
関するよくある質問

猫手術（鼻唇角形成術）に関するよくある質問をまとめました。

• Q1. 猫手術（鼻唇角形成術）はどのような効果がありますか？

  A

  猫手術（鼻唇角形成術）には以下のような効果がございます。

  ・鼻唇角の調整
  ・口元の突出感改善
  ・美しいACRの形成
  ・横顔のシルエット改善し、理想的なEラインを形成
  ・人中の短縮効果
  ・鼻の形状改善

  猫手術により、理想的とされる90〜100°の鼻唇角に整えることができます。
  猫手術は顔全体のバランスを整え、より自然で魅力的な印象を作り出すことができる効果的な手術方法としておすすめです。

• Q2. 手術中・手術後は痛いですか？

  A

  猫手術（鼻唇角形成術）における痛みについて、手術中と手術後に分けてご説明します。

  《手術中》
  局所麻酔または静脈麻酔を使用するため、手術中の痛みはほとんどありません。

  《手術後》
  手術直後：麻酔が切れ始めると、軽度から中程度の痛みを感じる可能性があります。この痛みは「転んで怪我をした時のような痛み」と表現されます。

  手術後数日間：個人差はありますが、1〜2日程度は痛みや不快感が続くことがあります。多くの場合、医師から痛み止めが処方されますので、薬の服用で痛みを感じにくくなることがほとんどです。
  通常、2〜3日以内にほとんどの患者様が回復し、痛みも軽減していきます。

  猫手術は比較的軽度な手術であり、適切な痛み止めの使用により、術後の痛みは十分にコントロールが可能です。

• Q3. 手術後のケアはどのように行えばよいですか？

  A

  猫手術（鼻唇角形成術）のあとは、以下に注意してお過ごしください。

  ・腫れと痛みの管理：手術後数日間は、腫れや痛みが生じることがございます。医師が処方した鎮痛剤を適切に服用することを推奨しております。
  ・腫れや内出血の軽減：手術後1～2週間は腫れや内出血が続くことがありますが、時間が経つにつれて軽減します。
  ・手術箇所のケア：傷口を清潔に保つことが重要です。医師から指示があった場合は、抗生物質の軟膏や消毒液を使用してください。施術箇所をできるだけ触れないように注意しましょう。
  ・日常生活の送り方：術後は数日間、激しい運動や力仕事を避けることが望ましいです。
  ・食事：手術後は、柔らかい食事をとることを推奨します。硬い食べ物や噛むのに力が必要な食べ物は避けるようにしてください。
  ・口腔内の衛生管理：口内を清潔に保つために、うがいや軽い歯磨きを推奨しますが、手術部位に刺激を与えないようご注意ください。

  術後は医師が指示したアフターケアに従って過ごすことが大切です。異常や違和感などが生じた場合は、すぐにクリニックに相談しましょう。

• Q4. 猫手術（鼻唇角形成術）を受けられない人はいますか？

  A

  猫手術（鼻唇角形成術）は多くの人に適した手術ですが、以下のような方は手術を受けられない、または慎重な検討が必要となる可能性がございます。

  ・健康上の問題がある：血液凝固障害がある方・糖尿病や高血圧などの持病がある方・免疫系の疾患がある方
  ・妊娠中または授乳中：胎児への影響や麻酔のリスクを考慮するためお断りするケースがほとんどです。
  ・鼻の皮膚や軟部組織に問題がある：過去の手術や外傷により、鼻の組織が著しく損傷している方はお断りするケースもございます。
  ・重度の鼻中隔湾曲がある：猫手術の前に鼻中隔矯正術が必要になる可能性がございます。
  ・若年者：成長期にある若年者の場合、顔の成長が完了するまで手術を延期することが推奨されます。
  ・アレルギー反応の既往歴がある人：使用する材料や薬剤にアレルギーがある場合、手術が難しくなる可能性がございます。
  ・喫煙者：喫煙は創傷治癒を遅らせる可能性があるため、手術前の禁煙が求められることがございます。

  これらの条件に該当する場合でも、必ずしも手術が不可能というわけではありません。いずれかのケースに当てはまる場合は、経験豊富な医師のもとで適切に判断されることが重要です。

• Q5. 他院で猫手術（鼻唇角形成術）を受けましたが満足できないため、他院修正はしていますか？

  A

  当院では、他院で行われた猫手術（鼻唇角形成術）の修正も可能でございます。他院の修正は、経験豊富な医師においての適切な判断と施術がとても重要です。
  当院は医師が直接カウンセリングを行い、施術まで一貫して対応しますので、ご安心ください。
  患者様に寄り添い、満足できない点やお悩みを解消できるよう努めてまいります。

• Q6. どのくらいで自然な仕上がりになりますか？

  A

  猫手術（鼻唇角形成術）後の自然な仕上がりまでの期間は個人差がありますが、一般的には以下のような経過をたどります。

  術後1〜2週間：腫れや内出血が最も目立つ時期です。
  術後1ヶ月：腫れの大部分が引き、徐々に自然な仕上がりに近づきます。しかし、まだ若干の腫れが残っている可能性がございます。
  術後3〜6ヶ月：ほとんどの場合、最終的な仕上がりが見えてきます。軟部組織も落ち着き、より自然な見た目になります。
  術後1年：最終的な仕上がりを確認いただけます。

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